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高齢者運転免許講習      4月28日

高齢者運転免許講習      4月28日_d0013739_17423135.jpg いよいよ来た。人は高齢者とは云うもののボクは既に実態は老人である。高齢者運転免許講習も言い換えれば老人運転免許講習ということになる。
 今日それを受けてきた。それも午後1時から4時半までたっぷりと。眠い講習を受けるのかと覚悟して行ったのだが、結構、面白かった。
高齢者運転免許講習      4月28日_d0013739_1744359.jpg 主体は、一に年を取った老人として運動機能やら反応が鈍くなっているという自覚を促すビデオ。二に、さらに機械を使って年齢の衰えを感じさせるドライビングシュミレーター、三に安全運転に必要な事柄を如何に見落としているか認知させる実車走行だ。
 6人が3人づつ分かれて分乗。1番目はいきなりボクが指名された。全く用意なしに運転席に収まる。おまけにタクシーみたいなディーゼル車。ガラガラと乗り慣れない車でいきなり走り出すのは違和感がある。云われるままに走り回ること凡そ10分。ぐるぐる一体何回廻ったか。
 車は日頃乗ってるものより車体が大きい。でも条件はみな同じ。私は普段は軽だからとおっかさんが云っても指導員は取り合わない。皆さん免許証は普通免許だし。
高齢者運転免許講習      4月28日_d0013739_17445729.jpg 車庫入れだS字だ、それに前輪の乗り上げなんてのもあって、46年ぶりに走る教習場は何だかやたら狭く感じる。
 だが一見難しそうなものも、実はその技術を見るのではなく、複合的な動作が緩慢なく出来るかどうかを見ていると後で知った。
 そんなことより一時停止の標識の確認や、はみ出しの際の指示器出しが出来てるかどうか、要は老人が見落としそうな安全確認、やり落としそうな動作のチェックを行っているわけで、まさに老人の運転能力の安全性チェックと、その明らかに衰えていることの現実を肝心の本人に自覚させることが狙いというわけ。
 結果、ボクの場合、70歳代としては優れてる方に入る。しかし35歳から50歳の年齢層と比べると明らかに反応が遅い。これは紛れもない現実だ。その分、スピードを出さず、充分に車間距離を開けて、事故にいたらぬよう気をつけるの一語に尽きる。
高齢者運転免許講習      4月28日_d0013739_1745217.jpg
 この講習、どの内容もなるほどなと思わせる。もしここで問題が指摘されたら免許証はさっさと返納した方がいい。とはいえこの講習での検査結果が免許更新に使われることはない。
 今日はいい勉強になった。皆さんも安全運転で行きましょう。

# by natsuman | 2010-04-28 17:59 | 蒸機の舘 | Trackback | Comments(0)  

野趣豊かな湯           4月26日

野趣豊かな湯           4月26日_d0013739_181205.jpg
 八幡平はふけの湯の地獄地帯。露天風呂はこの右手。いたる所に湯煙が上がっている。前回来たときは内湯に金精様が浮いていた。
野趣豊かな湯           4月26日_d0013739_182259.jpg
 玉川温泉の地獄地帯。岩盤浴の発祥の地。医者に見放されたガン患者が最後に頼るところ。健康な人が物見遊山で来るところではない。
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 観光客はこちらのほうがいい。海辺の磯の中に露天風呂がある。茶色い湯がガンガン流れている。海が大時化のときは押し寄せる波に埋まる。ここで名物の日本海の夕日を拝めた人は幸いなり。秘湯とは云うものの建物は近代的にホテル並み。しかし最果ての地の印象。湯と夕日しかない。

# by natsuman | 2010-04-26 18:09 | Trackback | Comments(0)  

佐倉時代祭は天気がいい   4月25日

佐倉時代祭は天気がいい   4月25日_d0013739_2375626.jpg 我ながら忙しい。東北から帰ってきた翌日、佐倉まで出かけて鉄砲隊でドン! と軽々云うものの実は結構身体に堪えてる。今日もまたくたびれたの一語。
 毎年、佐倉市の時代祭りは天気がよろしい。絶好の晴天の下、全国各地から集まった好き者が、それぞれ時代の恰好をしてのホーマンスを繰り広げる。
 お姫様に腰元、商人に殿様に家老達、武士集団。官軍に新撰組、坂本龍馬。何だか時代はもうめちゃくちゃだが参加する好き者にそんなことはお構いなし。大人も子供も皆それぞれなりきって雰囲気を楽しんでいる。
佐倉時代祭は天気がいい   4月25日_d0013739_2361985.jpg 真剣振るっての居合いに、桜踊りにソーラン音頭。槍、刀打ち合わせての戦闘、いやチャンバラか。街中は笛太鼓にお囃子で賑わう。そして究極は狭い旧屋敷町で轟音を轟かせる火縄銃。いつもながらオーッとどよめく観衆。いつも主役は火縄銃だ。やってるボクらは良い気分になってついつい疲れも忘れる。
佐倉時代祭は天気がいい   4月25日_d0013739_2382710.jpg この祭り、市民参加型とも云うべきか。色々な役柄を希望者に自費で参加して貰う。いい役は引く手あまたで抽選で決まる。毎年外れて残念がる市民も多い。それに今流行の歴女や時代研究グループが押しかけ祭りを盛り上げているように見える。
 こういうやり方は館山の里見祭りとは大分違う。祭り自体の完成度は今ひとつだが、金のかかり方は多分佐倉方式の方が遙かに勝ってるだろう。それに通りの群衆の数がまるっきり違う。
佐倉時代祭は天気がいい   4月25日_d0013739_239225.jpg
 今日は全員、佐倉鉄砲隊員。

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 こちらは筒袖ズボンにゲベール銃を担いだ官軍。太鼓の音に合わせ、号令勇ましく行進。笛のないのが惜しかったな。

 帰りがけに臼井のイタリアンレストラン、カステッロで洒落たディナーをとった。ギターを抱えたイタリア民謡の弾き語りがテーブルを廻ってきて、なかなかいい雰囲気である。また行きたくなる店となった。

# by natsuman | 2010-04-25 23:19 | Trackback | Comments(0)