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ワイン検定

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 ご当地にこんなに眺めの良いホテルがあるとは知らなかった。建物があるのは知っていたが、その三階のレストランから大きな窓を通して眺めると、ああ、なるほどここ西岬地区は別荘地だな、館山湾を眺める格好の地だなと良く分かる。海岸沿いの隆起した小高い丘の上にあるから眺望絶景である。
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 そこで思い出した。ご当地は館山湾が景色の主体だ。地元の方は案外それに気がついていない。ところがそれを眺める場所となるときわめて限られる。船形の崖の観音か、城山か、もう一つはさる山の上の保養所改装のホテルくらいか。そう思うとこのホテルはなかなかの価値があると気付かされる。何方かに紹介するのにはもってこい。
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 ところがここ会員制ホテルである。一般客は泊めない。不意のお客さんは全くの対象外。しかも建物の大きさの割りに部屋数僅か15室。普通のホテル稼業では到底採算が取れない。元が保養所だったから部屋のスペースがとても広いのだ。というのはホテルの若きオーナー上田さんである。この御仁、社会に出てから社長業しか経験していないというとんでもないやり手。風貌いかにも熱血社長でnetで調べると華々しい経歴の持ち主だ。館山市はこういう意気盛んな御仁のご意見を上手に利用すべきだろう。もちろん良い意味で。
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 そこでこの夏からワイン検定が始まった。日本ソムリエ協会が母体に全国のホテルで一斉に開かれているという。講義と試験、その後はお料理とワインでのお楽しみ。そのワインパーティに我らも参加した。ワインはもちろんお料理もなかなか結構で次の機会が楽しみである。

 なお、受講者の皆さん、必死のお勉強の成果もあって全員無事に合格。ブロンズクラスの合格証が後に届くという。我が家もこれからはワインを飲む度にますます小うるさいことになりそうだ。
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by natsuman | 2018-09-30 16:48 | 美味佳肴 | Trackback | Comments(0)  

乗ってみたいな

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 ご当地ではすっかりおなじみの”にっぽん丸”がやってきた。昼前に来て3時過ぎには出ていった僅かな間の寄港である。
 この船、船体の青色に上構造物の白がいかにも客船らしくていい。
 日頃小さな船しか入ってこない館山湾ではさすがに大きく見える。しかし超大形のクルーズ客船が出現してから、この船は小型の部類に入ってしまった。残念ながら二回りほど大きい飛鳥級になると船底がつかえて着岸出来ない。喫水が浅いからこの桟橋にも着岸出来るわけだが、客船を呼びたい側としては随分と中途半端な桟橋を作ってしまったものだ。
 思うに旅はすっかり飛行機の時代になった。国際的な旅行に船を使うなんてことはある種絶滅である。もちろん定期の客船航路があるわけもない。今や離島の連絡船くらいだろう。純粋な”客船”というジャンルの船はすっかり姿を消してしまったのである。
 昔日は豪華客船などと称して日本の客船もアメリカ航路や欧州航路に就いていたものだが、戦時中、空母に改装されたり、潜水艦に撃沈されたりでみな沈められてしまった。考えてみればこんなクルーズ客船で旅が楽しめるのはそれだけ平和になったという証拠だろう。
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by natsuman | 2018-09-29 10:39 | 艦船舟艇 | Trackback | Comments(2)  

老化は避けられず

d0013739_08221941.jpg 5時35分頃、家を出る。朝の散歩兼ラジオ体操に。起床はその15分前。この頃、外はもう薄暗い。これからはどんどん暗くなる。坂を登るにはいずれフラッシュライトが必要になる。
 大きく手を振って大股で山裾を3/4周ほど回って坂下に来る。ややしばらく小休止していると、一人又一人と見慣れた顔がやってきて7人ほどになる。6時になり誰かが時間だと云って一斉に登り始める。そこまではいい。
 ところが歩き出したものの仲間と歩く速さが合わない。どんどん離される。坂上につく頃は25mほども差がついてしまう。情けないことこの上ない。上体を前に押し出す足首の蹴りが弱いのだ。
 ラジオ体操なんて若いときは何の役に立つかと馬鹿にしていた。それが今はまことにきつく感じる。特に跳ねるのが難しい。これは外の皆さんも同じ。たまに体調が良いときには、これぞ体操だとばかりしっかり身体を動かすのだが、すると今度は後で筋肉がやたら文句を言い始める。ついつい好い加減な体操に終わるわけだ。
 何てことはない、今やただ行って帰ってくるだけの朝の運動。それでも止めたら途端にガクッとくるのは目に見えている。ましてや机に向かってばかりいれば脚はますます萎えて、立ち上がった瞬間、階段を降りるとき、その切ないこと。エコノミークラス症候群はすっかり身についてしまった。老化は向こうから勝手にやってくる。よたよたしながらも6000歩ほどの朝の運動は貴重だ。
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by natsuman | 2018-09-27 16:49 | 健康保全 | Trackback | Comments(0)  

ご奉仕、寺掃除

d0013739_09141749.jpg 先日の彼岸の入り、日曜日だが毎年恒例の寺掃除があった。檀家による奉仕作業だ。今年の夏は前半、暑さと日照りが続いて雑草の伸びが早かった。何とか暑さが収まって雨がふったら、途端に枯れていた草がそれっとばかり勢いを戻し、余分な草刈りを強いられた。
 とにかく今年は草の勢いが激しい。もちろんお寺も同じ。ましてや日頃からお掃除が行き届いているとはお世辞にも言えない小寺だから、どこもかしこも草が伸び放題。刈り払い機を駆使して蚊に食われながら二時間の奉仕作業だった。
d0013739_09142434.jpg いやもう疲れた、これが限度だとばかり小休止を入れたら、救急車がなぜか境内に入って来るのが目に入った。
 何ごとかと遠目に見ていたら、木陰に人が倒れている。近づいてみれば高齢の男性が顔面土色して横たわっている。しかも脚が痙ったとかで苦しそう駆けつけた隊員が筋延ばしをして介抱。ストレッチャーに載せ、病院へ送っていった。
d0013739_09142765.jpg この日は結構暑かったものの、気温は30度までは行かなかった。住職は日射病と云うが今で云う熱中症。歳をとるとこの程度でも倒れることがある、我が身も気をつけなければと肝に命じた。
 何しろ3年ほど前、ボクも熱中症と思われる状態に陥ったことがある。歳をとったら無理をしないことだと改めて悟らされた。
 このところ急に体力筋力の老化、退化を自覚している。長い距離を歩くのも難しくなってきた。来年のご奉仕は遠慮したいね。
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by natsuman | 2018-09-25 09:25 | 宗  教 | Trackback | Comments(0)  

極太葡萄の樹

d0013739_09231087.jpg 昨日の続き。今回の経験で山梨のワイナリーで良い雰囲気の所を一つあげるとすれば原茂ワイナリーだろう。はらもと読む。一般的に聞こえる有名ワイナリーも悪くないが、いかにも地元の農家風ワイナリーという雰囲気には遠い。

 その点、原茂さんは妙な喧噪もなく雰囲気が大変宜しい。元養蚕農家の建物を巧く利用した木造のワイナリーも気に入った。しかも二階にはレストランまである。車だったので試飲出来なかったのが残念だったが。次はまずここと決めた。d0013739_09231271.jpg
 その庭先にとてつもなく大きな葡萄の樹があることに気がついた。幹の太さといったら人間よりも太い。たった一本で四方八方に枝を伸ばし、とても老樹とは思えない。その木陰だけで家1軒が十分に建ちそうなほど広大な樹陰を作っている。もちろん伸びた枝先には随所に大きな実が生っている。
 園内にいくつもある建物の作業所と思われる一角で妙齢の品の良いご婦人が作業していた。思わず声を掛けたところ「こんなに太いブドウはこの地でもちょっと珍しいんですよ」と返ってきた。見た目は今流行のシャイン・マスカットに似ているがシトロングという種類だそうな。「種なしにできるのだけれど販売用じゃないので放ってあります」。なんだかご老婦人の趣味のために作ってあるような言い方である。どうやら原茂さんの御祖母であるらしい。
d0013739_09231786.jpg 「私はみんな人にあげちゃうんですよ」と笑って云う。「ちょっと食べてご覧なさい」と無造作に大きな房を出した。遠慮なく口にするとこれが実に甘くて美味しい。確かに僅かにだが種がある。でも美味しい。
 すると「良かったら摘んでいいですよ」と今度はハサミに脚立まで持ち出してきた。良いところを切りなさいというのだ。家内は直ぐに飛びついた。そこは女である。誘いに乗って、ついでに調子に乗って、大きな房を三つも頂戴してしまった。思わぬ葡萄狩りの一コマになった。
 ウン、次はここへ試飲に直行だなと心に決める。もちろん何本か購入した。
 原茂さん、美味しい大きな房をありがとうございました!
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by natsuman | 2018-09-22 09:38 | 美味佳肴 | Trackback | Comments(2)  

いもと氷とワイン

 暑さもいつの間にか秋の気配。天高く馬肥ゆるではないが何やら行雲をそそのかされる。そこで一路秩父から甲州へ。彼の地は高温温泉は殆どないが鉱泉宿はある。それを選んだが今回は宿選びに失敗したと添えておこう。
d0013739_13015030.jpg 秩父は房州からでもさほど遠くない。途中、家内の希望により川越名代の〝いも膳”に立ち寄った。”いも”料理である。それが美味かったかどうかは何とも云いようがないが。その後、小江戸情緒をと中心の蔵町街に廻った。そこだけ人手でごった返していることに驚いた。
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 秩父の名物となると天然氷を使った”かき氷”。名店”浅見冷蔵”さんの何とも素朴な家敷。その庭で賞味だ。若い男女が多数並んでいて注文にありつくには時間が掛かる。客数一日に千人は下らないだろう。かき氷にしてはお値段も結構なもの。すると日稼ぎが〇〇と・・・・。
 翌日、荒川を奥へ奥へと遡り、細い道を登って長い雁坂トンネルを抜ければ、一気に甲府盆地へと下っていく。途端に”ほうとう”の看板が目に付く。宿に車を置いてタクシーで葡萄郷の中心地勝沼へ。徒歩でワイナリー巡りだ。
 10軒ほど巡る予定だった。が試飲しながら4軒も廻ったら、それだけで出来上がってしまった。そこで感じたこと。大手ではない小さなワイナリーの中からお気に入りを見つけ出すことだと・・・・。
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 既にワイン新酒の仕込みが始まっている。直ぐに飲めるわけではないが今年は天候のせいで出来がとてもよいとのこと。期待が持てる。
 我が家はワイン好き。精通しているわけではないがいろいろ試しはしている。故あってこの地のワインを普段使いにもしている。
 日本人はワインというとあちら産をありがたがる。日本とは歴史が違うし生産量ははるかに多く競争は激しい。その上ワイン文化が根付いているから、そうなるのも仕方がない。しかし例え本場でも庶民までもがいつも高級品を飲んでいるわけではない。ならば汎用ワインでも十分楽しめるはずとコスパ優先で探している。が広ろがる裾野から逸品を探し出すのは容易でない。
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 日本で造られるワインは皆、国産の葡萄を使っているかというと実はそうではないようだ。輸入したタンクワインを使っている所もある。それが実情で最近は国産ブドウだけで造るワインを”日本ワイン”と呼ぶようになった。中でも甲州種を使ったワインは日本を代表するワインで国際的な賞を盛んに取っている。
 そんなワイナリーが甲州には沢山ある。金賞銀賞を獲得したワイナリーはそれを誇っている。但し意外や意外にも、大手ワイナリー必ずしも地元のブドウだけを使っているわけではないらしい。大手だから他の地区にも畑を持ち、使うブドウの種類も豊富になる。結果、それなりに質を誇る製品開発となるがお値段はややお高くなる。一方、中堅以下の小さめのワイナリーでは殆ど地のブドウを使っていて、僕にはこの方が期待が持てると実感する。
 我が家が普段使いするワインの醸造所にも寄った。今飲んでいるのは、そこの若い後継者が仕込んだもの。今後が楽しみである。
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by natsuman | 2018-09-20 13:19 | 美味佳肴 | Trackback | Comments(0)  

厄介な校閲


d0013739_08352860.jpg 親父の遺稿を残しておこうとキーを打ち始めて、先月半ば過ぎにやっと終わった。それで少しほっとしてたら、あっという間に一ヶ月がさらに経ってしまった。
 一応打ち込んだものの打ち違いもあろう。変換ミスもあるだろう。もちろん誤字や抜け字もあって当然だ。それを直さなければ人に読ませられない。厄介だ。
 何しろ読み返すのがしんどい。ましてや目を皿のようにしミスを見つけ出すのが容易でない。
校閲という仕事の大変さを思うと、ついつい敬遠したくなる。
 しかし、そのままでは第三者の目にさらすわけにいかない。例え相手が弟妹とはいえども。なんとしてももう一度読み返し、正しくする仕事が待っている。
 ただ、原稿を打ち込んだ当人が、今度はそのミスを探すとなると甚だ危ういものがある。どこまで正しく校閲ができるかまったく自信がない。
 でもやらざるを得ない。実に悩ましい。当面それが続く。さて、いつ手を付けるか。
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by natsuman | 2018-09-15 08:29 | 書き物 | Trackback | Comments(0)  

なぜ直ぐに反論しないのか

d0013739_08544586.jpg プーチンが言った。年内に日ロ平和条約締結をと。対してその場では返事も異論も返さなかったらしい。しかも日本政府は静観すると決めたという。
 なぜその場で直ぐに反応しなかったのか。
 せめて「平和条約を年内に締結するというのはあまりに急すぎる。これまで長い間、懸案となっていた事項である。日本にも言い分がある。今ここで急にいそぐ理由がない」とでも言えなかったか。
 ともあれ日本が北方領土と称する島々は、ロシアは先の大戦で正当に獲得したものだとしている。歴史認識の違いだ。プーチンも国民の手前、彼の地は当然ロシアの領土だとしておかなければならないから、返還なんて考えるわけもない。
 それにロシアは昔から領土拡大を強めてきた国だ。一度手にした領土を手放す気はさらさらにない。クリミアが良い例だ。
 ここで「ではそうしましょう」なんて一言でも言ったら、がっちり言質を取られることになる。
 それだけにただ静観するだけではお粗末に過ぎないか。しっかりと日本の立ち位置を明確に返しておくべきだった。

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by natsuman | 2018-09-14 08:59 | 時事世論 | Trackback | Comments(0)  

田舎住まいの苦労

d0013739_09581475.jpg この田舎の、そのまた在の、さらに人跡希な地とは少々オーバーだが、でも郵便屋と新聞屋意外は外部の人間は滅多に入ってこないから、そう大げさでもない。
 高台で富士山も見える。しかしこの細い道のその奥に人が住んでるとは思いにくい。そんな場所が我が終の棲家である。静かで街中の喧噪というものがない。人通りがないから妙な連中が入り込む心配もない。景色は悪くないし、夏は涼しく冬暖かい。とにかく自然が一杯という良い点もある。
 しかしそこへ至る途中は問題が多い。奥の急坂道もその一つ。通りから一見して細くうねった道。大概の方はこれで尻込みしてしまう。タクシーなんか運転手は文句たらたらだ。救急車も駄目。下からストレッチャーを抱えて上がってくる。
 それもこれも道路は真っ直ぐとのイメージとはほど遠いこのS字型の細い道筋のせい。何せ農地を切り取った道路である。あぜ道がまま残ってしまった。細まった所は僅か2.2mしかない。そこでちょいちょい脱輪事故が起きる。特に降りてくるときに。ボクも1度ある。四駆なので自分で上がったから特段問題はないが。
 だが中には二度も三度も落とす人がいる。しかも皆さん前輪駆動。落ちたらもうどうにもならない。JAFの出番だ。ボクが助けたことも三度ある。
 そこで何とか車が落ちないよう蓋ができないかと要望が随分昔から出ていた。ボク自身は注意すれば良いだけのことで必ずしも必要性はないが、ご近所には二度三度落とす方もあったから問題だった。外部の車にいたっては一体何台落ちたか知らない。
 最近はデイサービスの車も通るようになり、先々を心配した御仁が自分の番になったら困ると急に動き始めた。市に相談したところ自分たちで工事するなら資材を提供するという。資材とはつまり蓋だ。それならと都合39枚のコンクリート蓋をもらった。しかし70代後半の老人三人では作業は到底無理とみたか、親切にも市が工事しましょうと云いだした。何せ蓋一枚50kg位はある。自分たちでと返事はしたものの、こんな重いものがはたして持ち上がるかと何方も不安だったのだ。市も見るに見かねての申し出だ。約半日で工事は手際よく終わった。これで通行の車も少しは安心するだろう。
 以上、ことは簡単に済んだように記した。が実際は一悶着あった。人は様々である。同じ町内に住むのにお互い様だということが分からない頑固なご老人は困ったものである。
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by natsuman | 2018-09-13 10:07 | 暮らし | Trackback | Comments(0)  

おお盛況だ

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 昨日は千葉まで出かけた。殆ど高速で1時間40分。一人で走るにはこれが限度だ。
 いつもの県営射撃場、千葉市内とはいえ外れの方。周囲は畑に農家が点在する。それでいて工場用地にするのか山林が伐採され農地が埋められ、開発による蚕食が進んでいる。その片隅に地形を利用して掘り込み式のライフル射撃場がある。かっての国体用射撃場である。都心に近いせいかここでよく日本のナショナルチームが射撃練習をしている。
 射撃所といってもここはSB射場。SBとはスモール・ボア、つまり小口径のこと。口径5.5mmの豆粒のような弾を使い距離50mで競う。観ていると分かるが、50m先の一円玉を外さないような超精密射撃だ。装薬銃とはいえ口径が小さいから発射音も小さい。パチンパチンとオモチャみたいでエアライフルと大差ない。ビームライフルなら音もしないが。
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 その点、豪快な発射音を伴う火縄銃射撃とは雲泥の差がある。距離は同じ50m。だが向こうは一円玉、こちらは洗面器を狙ってるようなもの。それだけ命中率は格段に落ちるというわけ。真ん中の10点圏に当てるのは至難の業だ。だがそれが面白い。
 それに火縄銃射撃は和気藹々で明るいが、SB射撃は静な射撃に没頭するから見るだに暗い感じがある。豪快な射撃をする火縄銃フアンからすれば、そんな射撃の何が面白いのかとつい思いがち。彼ら化すればやたら喧しい火縄銃射撃は嫌われがち。同じ射撃仲間なのだが。
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 入口階段から見下ろしてオオと思った。いつもと違い火縄銃用の大きな標的紙がずらりと並んでいる。ドン、ドンと根太い発射音が響いてくる。こりゃあ盛況だあ。
 この射場は標的が25ある。つまり射座が25。一度に25人が射撃出来る。だが両サイドに射撃補助装置が今はあって実質22的位しか使えない。それを全部使っているのだ。昔はもっと多かったかなと回顧。フランスの世界大会ではこれが50射座。国際的には100射座ぐらいもある。300というのもあるらしい。千葉射場は決して悪い射場ではない。が世界的には小規模射場だろう。これが日本の射撃界の現状だ。
 火縄銃射撃が可能となったのは元日本ライフル射撃協会長だった故安斎實先生の功績が大きい。この日はそれを讃えて21回目の”安斎盃大会が開催された。H氏が立射・膝射・総合共にメダルを持っていった。ジイの出番はない。

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by natsuman | 2018-09-10 10:11 | 射撃砲術 | Trackback | Comments(2)