2018年 06月 11日 ( 1 )

 

皇室献上

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 今年はサクラの開花が随分と早かった。それと関係があるのか、その後の実の付きが悪かった。異変とは云えないまでも平年とは違う気候なのだろうか。この時期、各地のびわ山も今ひとつなりが悪いらしい。
 房州ビワの本家本元が家内の生家だ。皇室献上びわを始めたのはそのお祖父さん。我が家の周りのびわ栽培も元々は親戚筋の手による。というわけでびわ農家としては第一級なのだが、如何せん古いびわ山は生産現場の条件が悪い。急傾斜の続く険しい場所にある。それが効いて本場物と謳われた富浦・南無谷のびわ栽培もいつしか他の地域にお株を奪われ、後に平地で栽培するようになったびわ農家に太刀打ちができない。
 山に樹は沢山ある。しかし場所が悪すぎてそれをこなせる労働力がない。たわわに実っている黄色い実は袋が掛かっていない証拠だが、それは売り物にならない。カラスやハクビシンは喜ぶが。それでなくても手の足りない現今の農業。家内労働の生産では組合出荷にも至らず、伝手を経て細々とひっそりと送り出すだけ。ましてや献上品の選果式に名前が出ることもなくなった。
 今年のびわはサイズが小さい。精々3Lどまり。でもなぜか甘くてとても美味しい。
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by natsuman | 2018-06-11 08:53 | 季節折々 | Trackback | Comments(0)