コスプレ大会 4月13日
地元では当地が南総八犬伝の中心地なので、それに類する雰囲気を盛り上げようと関係者が気を配っての企画なのだが、どうもボクには親の心子知らずで、ちょっとそれとは違う方向へ向かっているように思えてならない。
今日のうすら寒い中、城山の頂上まで見に行く気になれず、企画が成功したのかどうかは結局は知らない。それを見もしないで批判するのは好ましいことではないが、どうもあのコスプレと称するものがあまり好きになれない。
昨年の里見祭りの時もその類の連中が参加した。が妙に場違いな感を深くしたものだった。時代感覚が違うのである。そんな劇画の世界みたいな事よりも、ごく普通の市民参加型の時代祭にしたらいいのにと。
年に一度、市民が八犬伝に登場するいろいろな役に扮し、その着こなしと雰囲気を競うというのは面白い出し物になるだろう。年々高じていけばいつしか市の名物行事にも期待できるだろう。だが何だか出所不明、時代考証不明、物語性不在では、ただの劇画の競演で、古い人間には今ひとつピント来そうにこない。(画は去年のもの)
伏姫コンクールなんてのがあってもいい。これは一種の美人コンテストだ。南総里見祭りも今や回数をこなして市の名物観光事業だから、市内の若い女性にしてみれば誰しも一度は伏姫役で登場してみたいと思っている。
それなのに何故か毎年しゃしゃり出てくる小母さんが老化た姫を演じて若い子の夢を奪っている。あれはいただけないね。何とか乳母役で後へ下がって欲しいものだ。
あれ・・・、話しがとんでもないことに・・・・・。
(陰の声:鎧をまとうのだって一種のコスプレじゃないか、え? いやごもっとも)
by natsuman | 2008-04-13 22:17 | 祭礼行事 | Trackback | Comments(3)