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宿題      12月18日

 この歳をして宿題におののいている。月に一度の古文書の講習会にはもう3年も通っているが、毎回出される宿題が辛い。
 次回の宿題と講習資料になる文書のコピーを渡されて読解資料を用意し、また予習をしてこなければならない。もっともやらなくても何かに影響が出るわけではないが、宿題を出すと出さないではその後の読解力に大きな違いが出てくると先生は云う。
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 読めないところは読めないままでいい。だが出来ればいい点を取りたい、そう思うのは子供と同じ。だが実際には中々満点を頂くことはない。いつも赤い字で訂正が付いてくる。
 それがいやで出さない人も大勢いる。勇気を出して出してくださいと先生は云うのだが、体面を繕いたがる大人は中々コレガできない。ボクとて毎回必ず出しているとは言い難い。でも確かに赤っ恥をかくのを覚悟して出す方が古文書勉強に身が入ることは確かだ。
 研究会の方でも、グループの研究成果をとりまとめて、最終的にまとめた解読文も、いざ提出すると赤字が全面に点々として帰ってくる。受け取る度に顔が赤くなる。
 しかしそれが良い刺激になり、この次はこの次はと努力を重ねるのだが、でもこの歳になってこんなに宿題や添削結果にやきもきするとは思わなかった。
 さらに解読を誤った個所は致し方ないとしても、キーの打ち違いやつまらない誤記、思いこみによる解釈の全くの誤りなど、初歩的なミスに我ながら呆れる。いつまでたっても初級クラスに居るわけである。

by natsuman | 2007-12-18 23:00 | 教育学習 | Trackback | Comments(0)  

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