ついに訣別 11月25日
しかい、今日ついに昔愛用の赤いロードサイクル車と訣別することにした。乗らなくなって多分10年はたっていようか。長いこと物置での場所食い筆頭株主であった。
乗らないから手入れしない、手入れしないから乗らないの廻り目では、車があってバイクがあって艇もあるでは順番は回ってこない。
思えば自転車に乗ること自体、年に何回あるだろか。孫たちにせかれて公園に遊びに出かけるとき位しかない。それも子供を乗せるイスの付いたお買い物自転車での出動だ。
こうして長い間、かつての愛車は天井からロープで吊られ、いつの間にかタイヤの空気も抜けて、ただただ場所ふさぎに専念。狭い物置では邪魔の最たるモノであった。
だが、もう乗らないだろう、もう乗らないよ、と思っていても、別に機能的に悪いところがあるわけではない、手を入れればまだまだ乗れるなんて思うと、ブツブツ云いながらもまたぞろ仕舞いこむ羽目になる。
それをとうとう引導を渡した。とりあえず空気をパンパンに入れて明後日ゴミとして出す。誰か持っていく人が居て使ってくれればご愛敬だが。集積場までのわずか100mが最後のサイクリングになる。
これで物置が広くなったはずだが、いつのまにか孫の小さな自転車が居座っている。まだ補助輪が付いているから小さいとはいえこれまた場所ふさぎ。物持ちのいい貧乏人には大きなガレージが必要だとつくづく思った。
by natsuman | 2007-11-25 17:43 | Trackback | Comments(2)