開戦 12月8日
これを機にルーズベルトは反戦気分だった国民を戦争にかり出すことに成功。アメリカ国民は政府の宣伝に乗って、不意打ちとは卑怯なりと戦争に突入する。当時アメリカは日本軍の行動を承知していたという。それを承知で戦争が仕掛けられるよう仕向け、さらに宣戦布告が遅れたとことを逆手にとって、原爆投下の正当性の根拠にした。アメリカの尤も忌まわしい汚点の一つである。
当時も今もアメリカの意図は太平洋を我がものにすることである。その先には中国という大消費地がある。白人は大西洋を越えてアメリカに上陸し、西へ西へと進んでまたたく間にインディアンを抹殺、大陸の端にいたって後は更に鯨を追って太平洋の覇権を握り、ハワイ、フィッリピンを掌中に収め、残る日本も何れは侵略すべき存在であった。
ペリーの日本開国要求はアメリカの侵略の最初の一策である。大航海時代、侵略される側からすれば大侵略時代、日本はアジアの他の国と違って、白人の意図を早くに察知し、それなりの防御体制を敷いて、ヨーロッパの植民地にはならなかった。アメリカは当時国内の南北戦争でそれどころでなかったが、終わった途端にアメリカは太平洋の権益獲得に必要な日本に狙いを定める。
昭和20年、日本が降伏したとき、アメリカの新聞はこれでやっとペリー以来の目的を達したと書いている。これは正にそれを如実に物語っている。その後、さらに7年間の占領政策によって日本人の心は骨抜きになり、自虐史観ばかりが巷に溢れることになる。かくして日本はアメリカから未だに独立出来ていない。
それにしてもアメリカくらい戦争の好きな国はない。しかも戦争を仕掛けるに巧みである。そのアメリカに日本は戦争を仕掛けた。勝ち目のない戦争を仕掛けた。何故か。そこからあなたの歴史勉強が始まる。まずは左の本、どうだろう・・・・。
by natsuman | 2006-12-08 21:58 | 教育学習 | Trackback | Comments(0)