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拍手喝采とはいかず

拍手喝采とはいかず_d0013739_10280741.jpg 新聞テレビはゴーンの再逮捕で大騒ぎ。一時は釈放かと、それなりに驚かされたニュースが急転直下の替わりよう。目を白黒させられたのはボクだけではなかろう。
 いくら世は国際社会の時代だと云っても、日本の会社なら日本人の社長で頑張ってもらいたいところ。その社長が外国人というのは正直云ってあまり嬉しいことではない。それだけにこの逮捕事件、日本人なら大方がある種喝采したところだろう。ましてやナポレオンが如き傲岸不遜を絵に描いたような男では尚更に。
 それだけに庶民にすれば釈放の報は解せないという思いもあったろう。それが別件で再逮捕だという。どうなってるんだの一言でしかない。
 庶民にとって日産はゴーン社長に乗っ取られた。日産は被害者だとの思いがあった。世に判官贔屓というのがある。日本人ならあの男を引きずり下ろしたいと思って不思議はない。それだけに突然の逮捕劇はある種、拍手喝采だった。やっぱりそうかと。
 しかし日本の検察のやり方にもいささか不安を覚えるのもまた事実である。天網恢々粗にしてもらさずと曰いつつ、姑息な手段と方法で追求して世界の非難を浴びるのは困る。逮捕拘留されるなどの経験がないから実際のところはよく分からないが、もしかして警察とか検察とかの世界は未だに江戸時代のままの感覚なのかもしれないかと。
 弁護士の同席を許さない取り調べ。次から次へと逮捕を続けては身体と精神を束縛する長期間の拘留。恐れ入りましたと言わせるのが目的のようだ。姑息な手段、一抹の不信感がある。
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by natsuman | 2018-12-22 10:31 | 時事世論 | Trackback | Comments(2)  

Commented by じゃりじゃり at 2018-12-22 15:20 x
フランスのメディアは長引く拘束に批判的だとか。
連中は「植民地的」感覚なんじゃないですかね。
絞れるだけ絞るって、なんとも思わない。

人のお金を余計に取る、これは「泥棒」です。
       (`へ´)
拘束はあたりまえ。
     
Commented by natsuman at 2018-12-23 09:02
拘置所は被疑者の行動をただ束縛するだけではないそうです。独房内では、就寝時以外はドアに向かって一日中正座してなければいけないんだそうで、それって江戸時代の名残り、そのままではありませんか。ゴーン被告もそうさせられてるんですかね。

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