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虫はまだいる

 先週は久しぶりに火縄銃射撃に。立射は弾痕がばらついた。使用中の狙点のずれを失念していたのが原因。膝射では勘を取り戻して、7射中6発を黒点に入れたものの最後の一発を外して鉄砲名人の称号を貰いそびれた。なお古式射撃では距離15間(27m)先の小さな古式標的に7発を発射して競う。公式競技(50m)に対して距離は近いが的がかなり小さい。狙い込んだ時の黒点はまるで点のようだ。
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 また昨日はクレー射撃にも出向いた。本来は狩猟用の水平二連銃でひさしぶりにスキートに挑戦。1R目はまあまあ良かったが、次からさっぱり当たらない。終わってプーラーさんから「みんな上を撃っている」と云われてギャフン。そりゃ駄目なはず。
 スキートはトラップ種目とは待機姿勢が違う。銃を腰に当てて皿が飛び出すのを待ち、皿の飛翔を確認したのち銃を肩に引き上げて射撃する。猟野での射撃に準じた射法である。ところがこの動作は肩当てが浅くなりがち。つい上を撃ってしまう。それが出た。要は練習不足に尽きる。おまけに射撃銃と違い引き金が重い。その上両引きでは、おたおたしている内に皿は逃げてしまう。
 しかしそんな腕前でもルールとマナーを守って安全に射撃を行えば、下手なりにも射撃にはなる。それをもって射撃ごっこと云うのだが、まだ虫は治まっていない。


by natsuman | 2018-03-13 11:19 | 射撃砲術 | Trackback | Comments(0)  

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