フィギュアスケートを見ていて何かが違うと思った。
日本選手は難しい技に挑戦する。それでもって点数を稼いだ。
しかし外国選手は確実な技に止め、難しい技はやらない。
それよりも演舞の優雅さや雰囲気作りに力点を置いている。そう見える。
男子フィギュアスケートで日本勢は難しい技を成功させてメダルを取った。
だがその難しい大技と技の間、繋ぎ部分の演技が貧弱に見えた。
それが原因してか競技全体にアイススケート独特の優雅さがなかった。
男女ペアとなるとさらに差があるように見える。ダンスの要素がさらに必要だからだ。
お互い求め合う男と女の美しい動きを伴う感情表現。そこが魅力だろう。
フロアならぬ氷盤の上であっても男女でとなればそうなる。
その点ではやはり外国勢がはるかに勝っているように見える。
何に付け控えめな東洋人と個性をより強烈に発揮する西洋人の特性の違いか。
ダンスはしょせん西洋起源。その点ではやはり外国勢に分がある。
対して日本は技一本やりでしかない。体操競技ではなし。
そこから抜け出すのが日本勢の今後の課題か。
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