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軽装に過ぎる

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このところ毎日、房州には強風が吹き荒れている。
この地には”おおにし”と固有名称を付けられた北西風がある。
一度吹き始めると3,4日は続く。
それを避けて住民は山の陰へ陰へと家を建ててきた。
海が眺められる風光明媚な土地に建つ家はみなそれを知らない。
海岸の別荘は目も当てられない。
我が家も高台の風当たりがいい場所にある。
幸い山の南西斜面だから北西風は後ろを通り抜ける。
しかし、あたり一面塩だらけは避けられない。
風は潮風だ。車のガラスには塩の花が咲く。もちろん家も。
これさへ無ければと市民は歎く。
しかし、この風、テレビで伝えられたことがない。
東京は穏やかな日和ですなんて時に、ややもしてそうなのだが。

街頭に立つコートにマフラー姿のお天気キャスター。
正に冬の名物でそれはそれでいい。
だが、スタジオには違和感が立ちこめる。
女性アナのこの襟ぐりの広さ。室内とはいえ冬の季節の衣装だろうか。
男性アナがきっちりとネクタイを結び、明らかに冬の姿いなのに。
スタジオは暖かく、それで支障は無いのだろう。
でも日本には季節というものがある。
晩餐会ではなし。イブニングドレスまがいでもない。
視聴者は全国にいる。北国は猛吹雪と伝えるときもある。
その時、寒さと対峙している方もあろう。
そのアナがこの姿では。違和感なしとは云えまい。
 古今東西、男は女を脱がせたがる。女は薄着になりたがる。
  歴史はそれを繰り返してはいるが・・・・・・。

なお日本の国使が初めて米国へ派遣され、日本人が大歓待を受けた時、
日本人は驚いた。宴にはみな女房を同道。
男の洋服姿はよいとして、女はみな肩も露わなイブニングドレス。
それを称してみな”もろはだ脱ぎ”だったと驚き記している。
ま、そこまでは言わないが・・・・・。(笑)


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by natsuman | 2018-01-12 10:17 | 季節折々 | Trackback | Comments(0)  

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