今日こそ節分 2月3日
朝方穏やかだったのに午後は風が吹き出す。当地で言う西風だ。多少南っ気があるので風自体は冷たくない。しかし大風である。これでまた家も車も塩気で真っ白になる。海辺の生活の悩みのタネである。
先だって里見ガイド養成講座を受けた話を少し書いた。その延長で今日はグループで再調査に出かけた。富山、滝田城、延命寺の三カ所だが、やっぱり行ってみなければ分からないものがある。
地の理は十分承知している。何処へ行っても相変わらず、ああこの山は、あの辺はと、かって若い時代に駆け回った猟場であり、その折のシーンを思い出し懐かしい。若さ故にそのとき見過ごしていた歴史を今再発見している。
勉強のためにと軽い気持ちで参加した講習会だが、講師の先生からただ聞くだけではとても済みそうがない。必ず現地へ出向いて実態を肌で感じることが大事である。しかも一回聞いた見たくらいでは身にならないから、現地講習とはまた別に、自分たちで現地を廻っていく必要が出てくる。そこであちこち駆け回るのだが、いくら車を使うとはいっても多くは山里。最後は歩くしかない。
ところが城址は何処もみな山の上だ。自然の道を歩くのは良いが、なまじ整備された偽木の階段が出現すると、何とも味気なく、しかも膝に堪える。大汗をかきかき登ったり下りたり結構な運動である。ガイドになるには体力が要ります!
そうそう昨日早とちりした節分の豆まきの件、ちゃんと奥から催促がありました。早速、小さな升を抱えながら各部屋ごとに戸障子を開けては、鬼はーそと、福はーうちとやる。ご近所に聞こえると恥ずかしい、だが小声では鬼が出て行きそうにないから、中くらいの少し絞った声で、後は自分の腹の中へ。でも心の中では全世界どの家にもに福が来るようにと!福はーうち!
by natsuman | 2006-02-03 16:06 | 教育学習 | Trackback | Comments(0)