紳士がいなくなった

d0013739_09082138.jpg 今はすっかり見なくなったファッションに帽子とステッキがある。シルクハットや山高帽子ではちょっと古すぎだが、ソフトなら大正昭和の時代に流行った。いや戦後もしばらくはそうだった。親父を含めて男は皆被っていたものである。
 これがカンカン帽ならフレッド・アステアかジーン・ケリーか。仕立ての宜しいスーツ、足下はスパッツ、そして手にはステッキ、なんて姿を今の人は知るまい。ともあれ帽子とステッキは紳士の持ち物だった。
 でもそんな往年の映画に出てくるようなファッションはすっかり博物館行き。ステッキどころか今は帽子さえ被らない。
 麻生さんが時に帽子姿でニュースに出てくることがある。が何だか今一つ似合わない。所詮日本人の体型では無理なのかも。
 銀座ならさすがに身なりの宜しい御仁を見かける。でも洋服よりも和服が多いようにも思う。あれは大概は銀座界隈の旦那衆か。
 和服だって、かってはマントに山高帽子、ステッキだった。田舎住まいのせいか、そんなファッションとは縁がない。
 今や親父が残した櫻のステッキを突いてラジオ体操に行くのが関の山。


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by natsuman | 2017-01-17 09:11 | もちもの | Trackback | Comments(0)  

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