お疲れだあ
だが、それがどうも若いときとは違う。歳が歳だし回復の早さの問題かも知れないが。
思うに身体各部の筋肉が思う以上に弱っている。毎朝起き上がるのがしんどい。
随分と身体が硬くなった。でも動きに大きな不都合はない。右腕の肘関節を除いては。
ここだけは腕を伸ばしても曲げても、どちら方向にもストッパーが掛かって最大80度位しか動かない。お陰で右手で頭の後ろが洗えないのがまことに不便。
筋肉の衰えが進んでる。関節は緩衝材でもある軟骨がすり減ってきしみが出ている。
時に痛みもある。何かと肩周りが痛むのはそれもこれも上腕筋力の低下が効いている。
要は人生のお疲れ期にあるわけだ。
愛用のお道具もとうにお疲れ。いやいや下の話ではない。愛銃の話、またもや故障である。
二の矢のエキストラクター、いわゆる抽筒子が折れた。
射撃会から帰って手入れ中、最後に撃発の確認をして銃を折った途端、ボロッと折れた部品が転がり出た。ありゃりゃ・・・・。
銃器は、発射の瞬間に銃身は高圧に、全体には烈しい衝撃に晒される。もちろん肩にも。
発射後、銃を折って空薬莢を抜くのだが、空薬莢を蹴り出すいわゆるエジェクター装置がある場合、自動的に画像のように放出される。
単に押し出すだけのエキストラクターなら部品自体に衝撃が加わることはないが、殆どにエジェクターが備わっている現代の散弾銃では時々起こる故障だ。
エジェクターは強力なバネで動作する。そのバネの衝撃が長い間にエキストラクターに影響する。 もしそれが数千回も続けば構造的に弱い部分に疲労が貯まる。それが折損につながる。
この場合、銃砲店に部品の新替と修理を依頼せねばならない。
銃は精密器械である。各部の微妙な摺り合わせや、細かな部品が特殊なネジで精密に組み立てられている。摺動部は職人の手で微妙にすりあわせてある。
ドライバー一本さえガンスミス専用で特殊である。素人が一般工具のドライバーでこじ開けるわけにはいかない。次の利用がある。早速送った。
不思議なのは折損が二の矢側であったこと。初矢に比べれば遙かに衝撃回数が少ないはず。
なのに・・・・・。お前もやっぱりお疲れかあ・・・・・。
by natsuman | 2016-09-19 09:48 | 健康運動 | Trackback | Comments(0)