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標高差265m 

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 阿蘇高原の赤水と下流の立野までの直線距離は約4km。同じ南阿蘇村なのに、その間の標高差は凡そ265mもある。阿蘇高原の水を集めて流れ行く黒川が急流となって高森方面から流れてくる白川に一気に落ち込む。
 この川が阿蘇高原からの一筋の切れ目だ。外輪山の切れ目。水は火山灰質を浸食して深い渓谷を造った。
 連続する滝のような川筋。周囲は火山灰が積もった台地。浸食は容易に進むだろう。そこへ持ってきての山崩れ。この辺りの地形や景観、これからも変化して行くだろう。
 マップアプリを駆使して地形図、航空図、道路図、ストリートビューを日永眺めてそう思った。
 なお住民はみな台地に暮らしている。田や畑、住宅みな台地上だ。新しい道路が張り巡らされ、かって川筋をたどり紆余曲折した古道は消えていく。

by natsuman | 2016-04-17 16:20 | 自然環境 | Trackback | Comments(0)  

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