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温泉の横綱

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 温泉と一口に云っても日本には温泉を看板にした所がごまんとある。およそ火山には縁のない我が町にさえ、いつの間にか温泉郷なる看板がかかっている。
 いわゆる温泉マニアの中には2000とか3000とかの入湯記録を誇る方もある。がそれらの多くは立ち寄りで作ったもの。ボクの場合、勿論それもあるが、殆どは一泊が基本だ。今でははっきりはわからないが少なくとも300は下らない。
 念のため記しておくが、この数字は同じ温泉地に何度も行ってるから、僅か300湯入ったというものではない。温泉に要った何泊したかと問われれば、これはもう膨大な数になるとしか言いようがない。その経験から第一等に挙げられるのが、この高湯温泉である。これをおいては外にない。
 湯は、1.自然湧出である。2.全ての宿が源泉掛け流しである。3.お宿への配湯は全て自然流下方式である。さらに、何しろ源泉が近い。湯が生々しい。そして何よりも白濁の湯、つまりは乳白色の湯。温泉愛湯の原点まさにここにありですな。

by natsuman | 2016-01-27 16:41 | 温泉・旅 | Trackback | Comments(0)  

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