市長批判 11/5
なにごとならんと老体がすがめで苦労しつつ読むと、さる全国紙への投書だった。館山市の誰それとお名前も麗々しく市庁舎における市長の行為を非難している。
市役所へやって来た市民に対し市長は、一々ありがとうございましたと声をかけているらしい。何だ市長はそんなことやってるのか。昔のデパートじゃあるまいし、市長たるべき者のすることとは思えないぞ、とこの段階ではいささか投書者に同感した。
ところが、この投書者が帰ろうとしたとき、市長が同じように声をかけたのだが、たまたま何か手元の資料を読みんでいて、帰ろうとする市民に背を向けたまま、声だけをお義理に掛けたという。
投書者はそれが気にくわなかったらしい。おざなりに過ぎると感じたか、つい腹立ち紛れに全国紙に投書したとのことのようだ。
この市長、時々早朝ラジオ体操にもやってくる。気軽に声を交わす仲間の雰囲気でもある。だがやたらイベントには顔を出すが市長らしい本来の業績を上げているのかと、この老身も時折批判することがある。それだけにしっかりしろと云いたい投書の隠れた意が分からないではない。
でも市長の評価はそこの市民の問題である。苦情を入れるならまずは市役所へだろう。でなければせいぜい地元新聞へ投書すればいい。
しかも市長は町を代表する顔。そのメンツをつぶすような投書を地元の人々が歓迎するわけもない。県紙でも場違いなのに全国紙でそれを吹聴するなんて何ともお粗末。「ああ、この人、まだよそ者感覚が抜けてないのよね」ということのようだ。
by natsuman | 2013-11-05 21:26 | Trackback | Comments(0)