人気ブログランキング | 話題のタグを見る

小寒い32回南総里見まつり 10/19

小寒い32回南総里見まつり 10/19_d0013739_9115165.jpg

 さあ出番だと勇んで出かけたもののお天気が今一つ。暑くなくて良しなんて強がったものの、冷たい北風が吹いておまけに雨も来そうといやな空模様。
 着替えて体育館を出たら無情の雨がポツリポツリ。鉄砲を濡らすまいとポリ袋を被せて開会式へ。
 いつもながらの挨拶が長引く中、じっと床几に座って待つ。観客の傘が段々増えてくる。段々開会の号砲に不発が出てはと心配が募る。口薬が湿っていないか、火蓋を開いたとき雨粒が火薬に落ちないか、濡らさないかと不安が広がる。こういう時が一番いやだ。
 鉄砲隊前への号令で歩きにくい砂地を所定の位置へ。火縄を挟み、火蓋を開き、いざ発射、とその瞬間、一番手のボクを先置いて二番手が突然発砲した。
 後で聞けば火縄を整えようとした際、突然火挟みが落ちて発射したとのこと。連射の予定だったから、あわててボクが次を発射。後は順々に。
小寒い32回南総里見まつり 10/19_d0013739_8551395.jpg
 順序が違っただけで全員不発もなく何とか終えたものの、この後の演武は不安と不手際がないまぜになって今一つ出来が悪かった。
 火縄銃の操作に知識のない司会の一方的な号令がそれに輪をかけた。次発の装填がまだ出来ていないところへ、いきなり火蓋開け、放ての号令だ。たまりかねて”まだ”なんて声が出る始末。自動小銃じゃないんだと云ったかどうかは聞き漏らしたが。
小寒い32回南総里見まつり 10/19_d0013739_934221.jpg
 本番の合戦シーンに入る頃には雨も止んで少しホットする。攻め寄る敵軍に対する出陣式の最中、砲術を披露せよとのお屋形様の命にしたがって型を披露。刀や槍を振っての戦闘シーンが続き、我等も敵軍に向けて発砲。最後は戦闘に勝利して祝砲の一斉射。実のところこれもタイミングを逸して今一つの出来。
 その直後、今度は会場に据えられた大砲が二門、轟音を発する。いくら電気仕掛けの空砲とは云ってもあのでかい大砲の砲門がこっちを向いている。その前にいる我々、撃たれちゃ適わんと慌てて逃げる。あれは気持ちの良いものではない。恐ろしや恐ろしや!
小寒い32回南総里見まつり 10/19_d0013739_8573153.jpg

 評価 今年は天候はもちろん、行事全体、それに鉄砲隊の出来も今一つだった、でした。

by natsuman | 2013-10-20 09:26 | 祭礼行事 | Trackback | Comments(0)  

<< 伏姫役は? 10/21 鉄砲隊長、出番! 10/19 >>