小寒い32回南総里見まつり 10/19
さあ出番だと勇んで出かけたもののお天気が今一つ。暑くなくて良しなんて強がったものの、冷たい北風が吹いておまけに雨も来そうといやな空模様。
着替えて体育館を出たら無情の雨がポツリポツリ。鉄砲を濡らすまいとポリ袋を被せて開会式へ。
いつもながらの挨拶が長引く中、じっと床几に座って待つ。観客の傘が段々増えてくる。段々開会の号砲に不発が出てはと心配が募る。口薬が湿っていないか、火蓋を開いたとき雨粒が火薬に落ちないか、濡らさないかと不安が広がる。こういう時が一番いやだ。
鉄砲隊前への号令で歩きにくい砂地を所定の位置へ。火縄を挟み、火蓋を開き、いざ発射、とその瞬間、一番手のボクを先置いて二番手が突然発砲した。
後で聞けば火縄を整えようとした際、突然火挟みが落ちて発射したとのこと。連射の予定だったから、あわててボクが次を発射。後は順々に。
火縄銃の操作に知識のない司会の一方的な号令がそれに輪をかけた。次発の装填がまだ出来ていないところへ、いきなり火蓋開け、放ての号令だ。たまりかねて”まだ”なんて声が出る始末。自動小銃じゃないんだと云ったかどうかは聞き漏らしたが。
その直後、今度は会場に据えられた大砲が二門、轟音を発する。いくら電気仕掛けの空砲とは云ってもあのでかい大砲の砲門がこっちを向いている。その前にいる我々、撃たれちゃ適わんと慌てて逃げる。あれは気持ちの良いものではない。恐ろしや恐ろしや!
評価 今年は天候はもちろん、行事全体、それに鉄砲隊の出来も今一つだった、でした。
by natsuman | 2013-10-20 09:26 | 祭礼行事 | Trackback | Comments(0)