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我が家は小屋住まい    9月24日

 まだ暗い内から雨の音が聞こえてきて、やれやれ今日は山に登らなくてもいいかと安堵する。ラジオ体操も毎日となるとたまには休みたくなるもの。
 それをいいことに書斎の片付けやら書類の整理やらやっている内に、またお邪魔虫が一連隊でやってきた。階下かからの大きな「じじ遊ぼう」の一声でしばらく孫のお相手をする。土日は保育園が休みだから我が家は臨時の保育所になる。上の子はまだ3歳と2ヶ月にしかならないが会う度に語彙が増え、新しい言葉使いをし、男の子故に時に乱暴になり、生意気になってくる。丁寧な物言いと正しい言葉を教え、礼節を教えてやらねばならない。今のところは真綿が水を吸うように吸収し、その様は嬉しくもあり楽しくもあり、かつまた驚きでもある。よい子に育てよとは銀爺のせつなる願いだ。2番目は妹だが順調に育って家中をはい回っている。

我が家は小屋住まい    9月24日_d0013739_20481577.jpg 子じゃっぴいとの遊びに疲れて午後は書斎に逃げ込む。以前ダウンロードした住宅の間取りのソフトをいじっているうちに、こんな家を造りたいなとの思いがつのり、とうとう夕方まで時間一杯、図面作成に没頭する。我が家は小屋住まい    9月24日_d0013739_21181728.jpg平地の平屋というのが基本的なコンセプトで屋根は単純な切り妻。夫婦二人だけのシンプルな家のつもりがどんどん膨れあがってついには40坪を超えそう。これをいかに小さくするかと云うところに又苦労が重なるといいながら、実はその程度の家も造れそうもない自分に腹が立ち、「ふん、どうせ造れやしないさ」とは自嘲の言葉。貧乏人は辛いね。
 それにしてもこの間の能登の旅行の際、砺波平野の家屋敷の大きいのには驚いた。屋敷の多くが土地は平均1000坪以上、建坪は150坪からあるという。それに比べたら40坪なんて小屋みたいなものじゃあないか。恐れ入りやした。しかし住んでる住人の殆どがじじババの二人住まいというのもちょっと身につまされる。
我が家は小屋住まい    9月24日_d0013739_20474760.jpg

by natsuman | 2005-09-24 20:40 | Trackback | Comments(0)  

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