人気ブログランキング | 話題のタグを見る

カラスを追い払え 2/28

 啓蟄には少し早いが、そういう季節になった。しばらく顔の見えなかった方々もぞろっと顔を揃えて出てくる。途端に城山勤番による早朝ラジオ体操も賑やかに。それはいい。困るのは同じ時刻に周囲を飛び回るカラスの群れ。
 ここ最近、城山の裾の我が家近くに、枝振りが程よいせいかカラスが大群で居付き始めた。夜は静かなはずが一晩中ギャオギャオと騒ぎ立てて、まことに喧しくうるさい。数百羽は居る。
カラスを追い払え 2/28_d0013739_9121634.jpg
 昔、30年程前のことだが、この城山でシラサギ駆除騒動があった。その時のシラサギの営巣地と今回のカラスの集合場所がほぼ同じ場所。彼らにとっては都合のいい場所なのだろう。
 あの時は愛鳥家と称する連中が加わりTV中継車まで出て大きな騒ぎになった。サギはシノダケに巣を作っていたから、その竹を刈り取ることで何とか追い払うことが出来たが、その同じ場所の今は大きくなったエノキだろうか、まだ芽吹き前の枝にカラスが群がる。
 野生動物は適当に追い払わないと直ぐに図に乗る。共棲しようなどと思っているのか。その思惑を断ち切るためにも、それは絶対困ると強く意志表示しなければならない。脅威的圧力を掛けるである。
 でもそれをする人間が今は滅多にない。いやあネーなどと眉をひそめるだけ。ワーワー騒いで脅かしているのはボクだけらしい。
 しょうがないから駆除の許可をもつ知人にちょいとばかりドンと脅かしてくれと頼んでおいた。丁度明日からこの辺一体のカラスの駆除が始まる。周辺のビワ農家にとってカラスは天敵。その農家の毎年の切実なる要請だ。
 彼らはビワが甘く熟して美味しくなる頃を見計らって一気に襲ってくる。結果、一年間丹精込めたビワが20分もしないで食べ尽くされてしまう。カラスばかりは絶滅寸前でもいい。

by natsuman | 2013-02-28 09:13 | 自然環境 | Trackback | Comments(0)  

<< 名スピーチ  でもデカイ  >>