日本語をみがく 1/7
その度に、そういう言い方はない、こうすべきだ、などとぶつぶつ云うものだから、傍らの女が一々うるさいわね、などとこれまた嫌みを云う。
そのこと自体、如何に自分がロートルになったかを証明してるようなもの。でも性分だからしょうがない。
辞書を傍らにという習慣はあまりなかったが、それでも電子辞書が出てからは便利に使うようになった。言葉を探したり、似たような言葉や類語が色々あるような場合には、その使い分けに随分と気を使うようになった。
今もそのつもりである。が記事を後で読み返してみると、明らかに間違っていたり、おかしな使い方をしていたりで、あっこれはいけない、と気がつくことが度々ある。キーの打ち違いや変換違いなどは数限りない。
だから何度も何度も読み返してはどんどん訂正している。再読すれば前と文が少し違ってることに気がつく方もあるだろう。
それにしても日本語は難しい。今さらながら我が身の文章力の無さが情けない。その点、今読んでいる岩波新書”中村明著の「語感トレーニング」日本語のセンスを磨く55題、と云うのが為になる。ふむふむなるほど、そういう風に使い分けるかと感心している。
さすがに言葉の学者だけある。ボクが日頃引っかかるような語をみな網羅しているようにも見えて、使い方の微妙な違いを教えてくれている。
あまり進みすぎると折角の知識が頭に残らないといけない。寝しなや個室にあるときに数頁づつ読んでは噛みしめている。これで少しはましになるといいが・・・・・・。
by natsuman | 2013-01-07 09:08 | ことば | Trackback | Comments(2)