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三つ叉とはよく云いけり 3/24

三つ叉とはよく云いけり 3/24_d0013739_934503.jpg 散々に遅れた梅も既に終わりを迎えようとしてる。次は桜だが、早咲きの川津桜はもう葉桜に。如何にも桜のような顔をしたサクランボもすっかり姥桜風に変身。
 期待はソメイヨシノ。日に日に固いつぼみを膨らませているが、まだその風はない。一部変種のサクラは開花し始めたものの主役の出番はもう少し先。膨らんでいるのは道行く人々の春爛漫への期待か。
三つ叉とはよく云いけり 3/24_d0013739_9352574.jpg そんな陰にあって、ああ今かと思わせるのが桃。
 「明かりを付けましょう雪洞に、お花を上げましょ桃の花」と詠われたその花が今咲き誇っている。そうだあれは旧暦だ。そう思って調べたら何と今日がその旧暦の3月3日である。なるほど歌の通りと感心する。桃がここぞと咲き誇るわけだ。
 そしてさらにその陰で、このミツマタが可憐な花を咲かせている。なるほど三つ叉とはよく名付けたもの。実際その枝分かれは見事に三つ。
 つくづく日本には四季があって良いなあと思う。今年はどうかなと毎年咲く花に胸膨らませるというのがいい。
 

by natsuman | 2012-03-24 09:40 | 季節折々 | Trackback | Comments(2)  

Commented by sibuya at 2012-03-24 10:35 x
御地は春爛漫ですね~ 日本は四季があってそれぞれの季節に
よって楽しい行事などが開催される・・・でも最北端から最南端まで
長く 北海道の四季は半年が冬で 後の半年を春夏秋で分けている。また沖縄などは半年以上が夏だ。
春夏秋冬の期間がほぼ同じな地域は果たしてどこなのだろうか?
名古屋あたりなのだろうか・・それとも東京なのだろうか?
我が北海道 我が家の庭の雪が消えるのは4月下旬頃になりそうだ。
Commented by natsuman at 2012-03-24 11:13
房州には冬がないというのが自説です。冬でも青いものが普通にありますからね。結果、春が春らしくやってこないというジレンマがあるんです。大昔、札幌での生活経験のある身としては、あのコブシ咲くあの北国のワクワクするような春がないのです。贅沢すぎますか。

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