この碧さ 11月2日
いつぞや行った四万温泉。行ってビックリ。いつの間にか奥に四万ダムが出来て奥の日向見温泉地区はすっかりダムの堰堤の下に。
温泉へ行く細くうねった道路も、上部にダム建設用の道路が出来て、随分と雰囲気が変わった。正に環境激変だ。
四万温泉は透明な単純泉に近い。で濁り湯好きのボクはつい足が遠かったが、それを何十年ぶりかで訪れたのだ。昔を想い出して老舗の宿の対応を期待していったものの、中規模だけに施設も応対もまあ今どきそんなものかという印象。ただ朝食は美味かった。
四万はざっと4個所ほどに温泉地区がある。そこにそれぞれ宿が固まっている。昔歩いた道がなつかしく車であちこち廻った。
四万の中心、老舗の積善館には今も昔風の木造の建物が残り、赤い橋の向こうには、建設当時は大変にモダンであったろうタイル張りのローマ風のお風呂がある。今回は外から眺めただけに終わったが、そばにいた女性が、「ああこれですね、 に出てくるのは」と語りかけてきた。よく見れば説明板が下がっていた。
四万で見所はもちろん山間の温泉場の雰囲気だが、新しいダムもちょっと覗きたい。行ってビックリすること請けあい。
何とこの水面の色の碧さ。なぜそうなるのかよく分からないそうだが、全国的にも珍しいのだそうな。松本城の後ろに広がる蒼空にも匹敵しそうだ。
by natsuman | 2010-11-02 16:55 | 自然環境 | Trackback | Comments(1)