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また次の準備           10月18日

 疲れていたものの5時半の目覚ましで目が覚めた。今日ぐらいはもう少し寝床に居たいなと思いつつ、それでもと我が身にハッパを掛けて起きた。いつもの城山勤番である。
 脛の筋肉が少々痛い。だが手指の先までピンと張り詰めて体操をすれば身体の調子も上がる。ラジオ体操は、やる以上、指先までしっかり伸ばしてやるものと悟っている。
 昨日使用した鉄砲のクリーニング、画像の整理、午前中を使い果たす。次回に備えて整備をしておかねばならない。
 午後は観光協会と所轄の警察署、生活安全課へ御礼の挨拶。来年もまた宜しくとお願いするのを忘れずに。
また次の準備           10月18日_d0013739_1685582.jpg 実は今回、ちょっとした不注意から鉄砲を地面に倒してしまった。重い鉄の塊のようなものだから倒れた時の衝撃は大きい。お陰で小さな真鍮部品だが1個所損傷してしまった。
 修理には細いピンを一本差し替える細かな加工が要る。江戸時代の職人なら易々とやれた加工も現代となると精密加工のレベルになる。
 このままでも機能的に問題はないが、美術工芸的には面白くない。ちゃんとした火縄銃専門の店へ修理に出せば、そんな程度でも直ぐに一、二万はとられる。何れ機会を見て修理せねばならない。
 そんなことは、観客も協力を要請した観光協会も知らない。ましてや演武は観客にはいとも簡単に見えただろう。でも高価な歴史的骨董品を探して購入し、それを安全に撃てるように修理し整備する。しかも使えば必ず損耗がある。また然るべき技術には長い経験が不可欠だ。
 つまり云いたいのは、演武する側は意外に元手が掛かっているということ。そう思えばこそ協力してくれる仲間も鄭重にかつ丁寧に扱わなければならない。

by natsuman | 2010-10-18 16:10 | Trackback | Comments(0)  

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