やらざるを得ず 7月19日
動くと暑い。じっとしているのが一番。そう、我が家はまだエアコンが動いていない。家中の開けられる窓という窓全部が網戸になっている。心地よい夏の風が吹き抜ける。
風が抜ける一番の交差点はいつも本を読むカミサンの席。やっと「坂の上の雲」を読み終えた。ボクは20年くらい前か。
全8冊。これで少しは日露戦争の時代を日本の歴史を勉強できたか。しかし司馬遼太郎は一種の偏見も否定できない処もあるから、ついでにこれも読んだ方が良いと、もう2冊出す。
(ご希望の方には本を廻します。お申し出下さい)
昨日の夏なぎの後、我が家周辺だけが草ボウボウ。やむなく熱も下がったことだしと咳をしながら草薙ぎにトライ。一度に全部はできないから残りは明日に廻す。庭の芝も刈ってやらねばならない。
その折の必需品がこの笠。他人はベトナム人みたいというが、れっきとした日本人の装束。被れば笠の下を風が通ってこんな機能的な日よけはない。笠というものの効用を今の日本人たるものもっと見直すべきだ。江戸時代の旅仕度に欠かせないものの一つだったということがよく分かる。
by natsuman | 2010-07-19 17:43 | 自然環境 | Trackback | Comments(2)