カテゴリ:暮らし( 618 )

 

忘れ去られた住民

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我が家は山の中腹にある。
進入路は細くくねった路を登らなければならない。
その道、右側半分は朱道だが左側半分は私道。
これが厄介の種だ。
永年の風雪に耐えてきたものの損傷が著しい。
我らも市の建築確認をとって家を建てた。
市民税もきちんと納めてきた。
だが住環境に関して市の面倒を見て貰ったことがない。
私道分は提供するから市道にして補修の面倒を見てほしい。
と陳情するが市はウンとは云わない。
直ぐに続く補修問題が見え見えだし、とにかく予算がないの一点張り。
しびれを切らして住民サイドで工事を。
だが全部はとてもやりきれない。ほんの一部だけ。
それでは根本的に解決するわけではない。がやむを得ない。
いつか必ずこの道が崩壊する時が来るだろう。
そうなったら我が家は陸の孤島になる。

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by natsuman | 2017-09-29 13:21 | 暮らし | Trackback | Comments(0)  

我がマチ・海辺の町

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我がマチを俯瞰している。海辺の町だ。
街並みはもう少し東、右側にも広がっている
館山の地名の起こりは「館のある山」から来ている。その頂上から北方を眺めてる。
三方を低い丘陵に囲まれ、西側は館山湾に接する。
毎日ここへ登っては来る。が眺めるのは海とその向こうの富士の山ばかり。
街並みを俯瞰するのは滅多にない。
人口4万8000人弱。年々減少。過疎化が進んでいる。
8月1日2日は市内館山地区の祭礼である。曰く”館山んがマチ”。
この言葉、発音が難しい。もちろん文字には表し難し。独特の言い回しがある。
祭日を土日にしないでまだ頑張っている。
先日地区の子供が親に連れられて、まつりのお花を各戸に売りに来た。
昔は大勢が来たが、今年はたった一人。
ここにも過疎化が語られている。
鉄道はまだある。が既に特急は廃止されてしまった。
今や高速バスが頼み。
その内、上京するには明治のように、船しかない時代になるやも知れない。
今読み解いている「万里小路通房」氏の日記によれば、
当時、市民の上京の脚は専ら汽船であった。
一日に何本も出ていたようだ。
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by natsuman | 2017-07-30 09:27 | 暮らし | Trackback | Comments(1)  

ぶっつけ本番!鶴瓶が来た

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先日、NHK鶴瓶の番組が館山を取り上げた。はじめは布良相浜の漁村だった。
大正昭和が取り残されたような光景は館山市民にとってやや違和感がある。
なんでまたそんなところをと。
一方、出演した”ゆず”のメンバーが駅前の”中パン”本店を訪れたのは、
市民の誰もが納得しただろう。
東京新宿の”中村屋”ののれん分け。ご当地の誰もが愛する”中村屋パン店”である。
安房の住民なら知らないものはない。通称”中パン”。美味しいという評判である。
もっともボクに云わせれば左程パンが美味いとは思えないが。
だがこの地区の代表的なパン店であり、二階は喫茶というかパーラーになっている。
街に出てきた人々が、その味を求めて必ずや入るところでもある。
市民には熱烈なファンがいる。家内も。
ここの”モカソフト"が抜群という。外ではこの味は楽しめないとも。
外にも色々と知っている人が出てきた。六人のサムライも。
日頃、弁舌滑らかなことである種有名な御仁もいた。だが一言もない。
翌日、良く知る人が解説した。
しゃべりすぎてぜーんぶカットされたんでしょう、と。
いやーさもありなん!(笑)
都会人が求めるのは田舎の素朴さですからね。
その点、安田牧場のオーナーは雰囲気ピッタリ。
彼はなかなかの事業家。新しいことに常にチャレンジしている。
外洋ヨットクラブの元会長でもありました。


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by natsuman | 2017-07-26 08:43 | 暮らし | Trackback | Comments(2)  

100年前はついこの間

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市内、渚の駅にある市立博物館分館の二階にこれがある。
往年の漁民生活のベースとなった漁師の暮らしぶりである。
海洋博物館のイメージとは合わない。
これは漁師の家だが、農家とてさほど大きな違いはない。
つい70年前位までは田舎の家はみなこんなもの。
これを懐かしいと感じる方はもう先が長くない。
実際、農家だった親父の生家だってこんな雰囲気。
手前の土間、上がりかまち、その近くに切った囲炉裏。
仏壇と神棚。そして奥の座敷。黒光りする柱や板戸。
記憶の中にある風景と何ら変わらない。もう少し大きかったか。
しかし、置かれている什器には少し違和感がある。
奥の二個ある長持は贅沢品だ。
手前の丸い茶卓。これは大正昭和の時代のもの。
囲炉裏があれば火鉢は普通は出てこない。
若い人の目からすればまるで時代劇かと思うだろう。
でも100年前の日本人の殆どはこんな家で暮らしていたのだ。
そんな雰囲気の中で、空襲を避けて約一年間、祖母の手で育てられた。
右手に部屋があった。入った左手、タンスの上にラジオがあった。
終戦時、玉音放送がそこから流れた。
因みに70年から100年前というのは親や祖父母の時代になる。
そんなに遠い時代ではない。
いや、ついこの間のことなのだ。
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by natsuman | 2017-06-25 08:05 | 暮らし | Trackback | Comments(0)  

旧市街の再開発

このところ、朝の5時半過ぎには街中の細道を自転車で走り回っている。
50数年住んでいて始めて通る道もあり、日々発見の繰り返しだ。
中世以来の古い町だけあって、いやもう細い道の何と多いことか。
当時は大道だったかも知れない。が今では車も通れない細道路地が大半だ。
通行は専ら脚で、乗物と云っても馬か籠しかない時代ならいざ知らず。
この街の一体どこに道路開発があるのだろう。
都市計画なんて考えもしないのかと疑念さえ湧いてくる。

目立つは空き家。それも古い貸家。放置され、朽ちかけたようなものが。
昔日、海軍航空隊が開設されて以来、当地には貸家の需要があった。
今も海自の兵士や家族向けの需要がある。今新しい感覚の建物に替わっている。
ところが時代にそぐわない古い貸家が今も随所に残る。

進入路が細いため建築許可が降りないのか。地元の零細企業では大型の開発が難しい故か。
細い路地の奥に点在する空き屋、空き地。放置された貸家に驚く。
住民の高齢化、過疎化。地方都市に課題は多いが旧来の住宅地の道路再開発がまず必要のように思える。
道路さえ解決すれば、旧市街があっという間に蘇るかも知れないのだ。

それでいて新築も結構多い。立派な家宅も少なくない。
問題は狭い中にはめ込んだような如何にも窮屈そうな市街と家並み。
あれでは消防にも救急にも差し障りがある。いざというとき困るだろう。


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by natsuman | 2017-06-17 09:47 | 暮らし | Trackback | Comments(0)  

狭まる世界

d0013739_13233210.jpgnetで面白い画像を見つけた。この猫ちゃんの行動範囲はいかばかりか。
考えてみると、我が身の行動範囲も随分と狭い。
ちっぽけな家。ささやかな庭。ほんの僅かな畑。小さな書斎。
外に用がなければ終日そんな中で時が過ぎる。
健康活動はたかだか60数mの小丘登山とそこでのラジオ体操。
その山裾の周りを廻ってほんの少しウオーキング。
そして週に一度のスイミング。
それさえ終われば後は苫屋の暮らし。
街の背を向けた庵では街の賑わいさへ縁がない。
街のイベントなんて気がつくこともない。
日々の糧は近くスーパーで済む。出掛ける先は決まってる。
旅は専ら温泉目当て。駆け回るよりはじっと湯に浸かる。
飛行機は乗りたくない。海外なんてまっぴら。
ともあれ老身の行動範囲は年々狭くなる。
何れはもっと狭いところに入るのだし。

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by natsuman | 2017-05-05 13:51 | 暮らし | Trackback | Comments(2)  

あれ、孫の〇〇だ

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 先だって孫娘の小学校卒業式のことを書いた。
 着ものに袴姿とは贅沢なと。
 ある日、新聞の折り込み広告を何気なく見ていた。
 とどこかで見たような写真が載っていた。
 あれ、これは孫娘が着ていたのと同じものではないか。
 と気がついた。
 暫くして娘から〇〇が写真館の広告に載ってるよとメールが来た。
 エッと、これ〇〇かい? とはボク。あれっ本当だ。
 孫の顔を忘れちゃっていた。

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by natsuman | 2017-03-27 09:48 | 暮らし | Trackback | Comments(0)  

確定申告

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いけねーいけねー! 5千円損するところだった。
なーに確定申告ですよ。
以前e-taxでシュミレーションしたら1100円納めろと出た。
ああそんなら申告なんて止めとこう。
何ものこのこ出かけてまでして余分に収めることはない。
わずかな年金暮らしは手続きしなくてもいいことになってるんだし。
しばらくして、
はてな何かどこか間違えたかもしれないと気になった。
ならばもう一度と書類を作ったら、今度は4000数百円の還付と出た。
なんだ、やっぱり間違えていたじゃないか。
気がつかなければ都合5000円余を余分に収めたわけだ。
思わずこの愚かめがと我が身をなじった。
ウンこれで酒が3本買える・・・・・。
明日申告に行こう。
因みに電子申告ではない。
それにはカードリーダが要るし、市役所の手続きも要る。
そんな面倒な。
税務署へ行けば書面提出で済むばい。

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by natsuman | 2017-02-27 08:25 | 暮らし | Trackback | Comments(0)  

一日の始まり

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午前5時20分。スマホが起床時刻を報せる。
暗い中、シャツを着込む。ときおり前後裏表を間違えたりする。
歯を磨き洗面、気分を新たにして5時30分いざ出発。
時に傘やステッキを携えて。ゴミ出しの日はゴミ袋も。
暗い中、山裾の道を半分廻る。左回りに。
この間、いろいろな思いが頭の中を駆け巡る。
過去への追憶、将来への不安、哲学的思索。
息を弾ませて5時55分、公園入口に着く。大概誰もいない。
少時呼吸を整える。6時よろよろと坂を登り始める。
海自基地の起床ラッパが微かに届く中、次第に汗ばんでくる。
ヤレヤレ今日も何とかこなせたと、坂上にいたってほっとする。
茶室の裏を廻って万葉の小径を通り、梅林を見下ろす場へ着く。
6時15分、いや6時20分か。
ベンチの背に掴まってストレッチする。堅い身体をほぐす。
かくするうちにお仲間が増えてくる。
一端戻って階段を登り天守の広場に。まずは鳥居を潜って浅間様へ。
小さくとも富士信仰の御社。
祀られているのは女の神様。コノハナサクヤヒメ。
手を合わせ今日来れたことに感謝の御礼を申し上げる。
一端市街地を見下ろす場へ。
芝生の上を旧軍隊調に膝を高く上げて歩む。つまずき予防のため。
手すり際にサクラの枝が横に延びている。何に付けぶら下がるのに丁度良い。
以前はそこで懸垂を繰り返した。が今はぶら下がるのが精一杯。
筋力の低下を毎日ここで歎く。
終わって再び芝生を歩む。今度は北朝鮮軍風に膝を延ばして。
脚がギリギリ云う。足に衝撃が伝わる。
あの国の兵隊はろくなものを喰わずに、この激しい行進をしている。
あの腹ッペらしが気の毒と、同情やら悪態やらつきながら。
6時20分お目当ての体操広場へ。まずは先着の仲間に挨拶。
そして遙かに富士山を望見。
次いで沖を通るコンテナ船やLNG船の出入りを今日は如何にと観察。
我らの生活はこれら船舶の活動に立脚。
あれがなけりゃ日本人は明日から飯の食い上げと言い聞かせる。
時に真っ白なクルーズ客船も行き交う。
視線を眼下に移し湾を睥睨。
あれは〇〇丸だ、いや〇〇船だと錨泊船を探っては皆さんに披露。
首を回し、海を眺め、空を仰ぎ、今日一日の天候を見定め、
観天望気の術を磨く。
四阿でしばし馬鹿話に花を咲かせ、その内にラジオから曲が流れてくる。
やおら腰を上げ所定の位置に。挨拶を交わしつつ体操の輪に・・・・。
毎日聴くリズム。合わせて口笛を吹く。
間奏も含めて上手く吹ければ今日は身体の調子が良い。
第一体操、首の運動、第二体操と順次軽快にピアノが流れる。
最後に深呼吸。
この新鮮な空気。何物にも代えられない。
終わって皆さん一斉に下山。その素早いこと。脚の速いこと。
その頃登ってきたお人は皆ビックリ。山津波のように人の波がドッと下ってくる。
ボクは近頃遅れ気味。ステッキを突いていては尚のこと。
坂下に至ってそれぞれ自宅へと散っていく。
会話があり交流がある。各種情報もこの時に流れる。
山裾の道をさらに半分歩き、最後に行き止まりの狭い坂道を登って我が家へ。
時刻は7時。仏壇へ手を合わせ、食卓へ。
ニュースを聞きながら新聞を読み、家内にせかされて朝食に至る。
出て帰って凡そ1時間半。これで一日が始まる。
雨風がなければこの繰り返し。昨年は365日中230日がこうだった。


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by natsuman | 2017-02-16 11:35 | 暮らし | Trackback | Comments(0)  

訪問多謝

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70を過ぎてから月日の過ぎることの何と早いことか。
実際に走るのはもう難しいが体内時計の方はずっと走りっぱなし。
それも12月に入ってからはあれよあれよである。
今日が一年最後の日とあっても息急ききった身に格別な思いはない。
一晩明ければまたぞろ同じような一年を迎えることだろう。

ともあれこのブログ、確か13年も続いている。
一日のアクセス数は平均30人。多くない。いや少ない。そう云うべきだろう。
今どき、ご託を並べた長い文章など誰も読まない。
世はマンガ時代。単語の羅列と擬態語に慣れ親しんだ方はさらに。
と云うことは、ここへ来られる方はご年配。
でも誰が訪ねてきたか亭主は知らない。

世にいわゆる人気ブログというのがある。
それに比べれば訪問数は比較にもならない。
でも他人に読んで貰おうと思っているわけではなし。
ましてや人気とりをしようと思っているわけでもなし
毎日何か一つ文をものすれば、頭のさえることこの上なしと、ただそれだけ。
クリエイティブな活動はボケ防止になる。
 では皆さん、良いお年をお迎えください。      亭主 敬白

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by natsuman | 2016-12-31 10:24 | 暮らし | Trackback | Comments(0)