2017年 07月 08日 ( 1 )

 

館山湾は鏡ヶ浦

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館山湾は別名”鏡ヶ浦”と云う。
太平洋に突き出た房総半島の先端は押し並べて海が荒い。
遠く離れた海域で発生した風波がいつもうねりとなって押し寄せる。
風はなくてもうねりは押し寄せ、磯波や砂浜に追い寄せる波が消えることがない。
だが夏の一時、鏡のように静かになることがある。
かくして昔の人は白砂青松の海岸の沖に広がる海を”鏡ヶ浦”と名付けた。
今朝が正にそれであった。

かって沖合には島が二つ並んでいた。
沖の方の島を"おきの島”。手前海岸に近い方の島を”たかの島”と呼んだ。
”たか”とは手前とか地に近い方とかの意味である。
昔の人は、”遠い近い”、つまり”遠近”のことを”おきたか”と表現した。
その”たか”にどのような文字を当てるのか分からない。何方か教えて頂きたいものだ。

その二つの島が”沖の島”、”鷹の島”と呼ばれて既に久しい。
その間が埋め立てられ、出来上がった広い土地は館山海軍航空隊基地となった。
今は海上自衛隊館山航空基地となっている。昔は水上機が、今はヘリが飛んでいる。
今も”島”とは呼んでいるものの両島とも陸続き。歩いて行ける。
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早朝5時半。夕日桟橋は人で賑わっていた。みな釣り竿を手にしている。
釣れているようには見えない。
早朝の海辺は気持ちが良い。気持ちよさそうに寐ている人もいる。
都会からの家族連れや子供たちにとっては楽しい思い出になるだろう。

”鏡ヶ浦”と名称がつくだけにここは沿岸航路の船舶の恰好の避泊地でもある。
沖合いに日本丸だろう。練習帆船が静に憩っている。マストが霧の中に霞んでいた。
「白帆眠れ~る、鏡ヶ浦に~・・」と安房節に歌われた情景が今眼前に広がっている。
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夕日桟橋だからといって夕日ではない。これは朝日である。
水に映る朝日はここまで来ないと見られない。

(追記) 日本丸かと書いたが、これは海王丸だそうです。
両船とも遠目には区別がつかないが、救命艇の色が違う。
日本丸はオレンジ色。海王丸白色。
何故違うのか。それはまた後ほどに・・・・。
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by natsuman | 2017-07-08 09:50 | 自然環境 | Trackback | Comments(0)