2017年 04月 09日 ( 1 )

 

雨中の砲術

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 続けて三日ラジオ体操を休んだ。行って行けないこともないが雨は休む理由に都合がいい。その間、城山公園の桜がどうなったか知らない。
 昨日は、暗い内から千葉県の最北端まで150kmのドライブ。それも雨をかき分けて。
 今は正に桜の季節。全国が浮き浮き、桜まつりと称する行事が一体どれほどあるだろか。目指すは野田市関宿。そこでの”関宿城桜まつり”。
 ここは旧利根川を付け変えて東京湾から銚子へと流れるようになった利根川と江戸川の分岐点。旧関宿藩の地。代々久世家が藩主を務めた。
 とはいえまあ内容は盛りだくさんだが普通の郷土まつり。毎年、久世家の末裔、現代の殿様もやってくる。今年から名称が少し変わって、川に沿った堤防に広がる台地で賑やかにイベントが繰り広げられる。
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 砲術演武もその一つ。毎年招かれてはドーンと轟音を放っている。しかし会場が堤防の上。草は生えても水ぐめばぬかるみ状態になりやすい。砲術演武は雨を嫌う。火薬が湿気るし不発が出やすい。事故になる可能性も高まる。誰も本音はやりたがらない。小雨が中々切れない。このまま中止で帰ろうかと意気は上がらない。
 でも桜は満開。雨で煙る城も風情を奏でて主催者側は何とか開催したい。幸い昼前に雨が上がって午後から可能になった。渋り勝ち、粘り勝ち。まことご同慶の至り。
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 渋々始まった砲術演武も何とか様になった。見ものは最後に放った300匁の大筒。二人がかりで担いで据えた俵の上の業物。
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 観衆が固唾を呑んで見守る内、ドーンと放った轟音と白煙のすさまじさ。初めての方々は腰を抜かさんばかり。余りの豪快さに一瞬しーんとなって静謐が広がったかと思うや、次いで起きるワーと上がる驚きの歓声。 
 こんな豪快な砲術演武は外では見られない。ここだから、いや我らのグループだからこそである。外ではちょっと見られないシーンでありました。
 それにしては我が身は情けなかった。既に膝廻りの老化が進み、座して立ち上がることが簡単にできない。やむなく今回は膝放しとすべきところを立ち放しで勘弁願った。何しろ手にする三十匁は17kgもある。老人の細腕と膝では扱いきれない。こういうとき房州弁では「あじょにもかじょにも、おいねー」、「したがわねー」なんて云いますな。

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by natsuman | 2017-04-09 11:20 | 射撃砲術 | Trackback | Comments(0)