穏やかに 4月10日
それにもまして適当に使わせて貰っている隣接地の雑草が問題だ。特にカラスノエンドウが今紅い花を咲かせている。直ぐに実が付いて種を飛ばし始める。目の敵とばかりに見つけては根っこごと抜くのだが、全滅させるにはほど遠い。
先の方にはミツバが一杯出ている。フキも小さいが増えてきた。それを見つけたか留守中にキジが直ぐそばまで出てきて啄んでいたという。
そういえばこのところ朝から夜中までキジがかしましい。朝窓から見ると向こうの畑の土まんじゅうの上で羽根を奮ってはケケン、ケケンとまあよく鳴くこと。お相手の雌がいればいいのだが。でも農家には厄介者。芽を食べてしまうからね。
ここはいろいろな鳥が見られるし声を聞くことが出来る。さよう我が家は自然豊かな環境、とはいいようで実は単なる茅屋。これが終の棲家となるかと思うと少し寂しい。
風に花吹雪が散る。お隣のソメイヨシノがいい花を咲かせるようになった。垣根越しに花見が楽しめる。穏やかな一日だった。
庭には、房州には珍しい、リラの花、ライラックが今盛りだ。この花、どちらかというと北方の地に適している。暖かい房州では気候が合わないのか成長が鈍い。鈍いどころか段々小さくなるような気さえする。子供の頃、札幌にいた折、この花があった。北の国の春の到来であった。
by natsuman | 2009-04-10 17:16 | Trackback | Comments(3)
草取りができるくらいだから、ドジマヌケの被害は残らなかったのですね。