人気ブログランキング | 話題のタグを見る

賀状準備    12月19日

 毎年やってくる日本の風習、年賀状。暮れが近づくにつれて頭が重くなる。しかし悪いわけではない。元旦に御神酒の程よい心地で年賀状の束を解く楽しみは良いものだ。
 しかし、こちらが出さなければあちらからは来ない、というのが習いだから、我が身の筆無精や付き合いの悪さをかこっていると、元旦の賀状の束も年々先細りになる。
 本当は面倒くささが先に立って、何とか少なくしたいと毎年頑張るのだが、あるレベルまで行くと、それからは一向に減らない。今では何とか100枚ぽっきりで済むようにしたいと努力している。
賀状準備    12月19日_d0013739_18381196.jpg  今日やっと賀状を刷り上げた。数は僅かだ。デザインは手持ちのソフトの中から図案を選ぶだけ。ただ決まり切った文字だけではあまりにお粗末だから、添える文章は熟慮に熟慮を重ねる。
 形だけの生活感がない賀状は貰っても面白くない。その人らしい文が添えられるべきと思っている。ましてや滅多に顔を合わすこともない仲なら、近況報告も大事だろう。
 つい文が長くなりがち。それをいかに簡潔にするか、つまり推敲に時間がかかる。1ヶ月以上も文案をひねくり回すこともある。まして小さなハガキでは文字も小さくなりがち。老の目では読みにくかろうと、今年はえらく簡便にした。のつもり。
 今は、住所録から誰と誰、この人あの人と選んで印刷実行すれば、プリンターが勝手に表も裏もきれいに印刷してくれる。実に便利。本当は手書きがいいが、カナ釘流の達人ではそうもいかず、この時ばかりは神棚ならぬパソコン様々だ。
 昨年までは相手ごとに出来るだけ一言を添えてきた。それが簡単に出来るソフトのお陰だ。ただそうすると印刷にはどうしても時間がかかる。後で郵便局で交換して貰う失敗も増えがちなのに、それが今年は何とミスはたったの一枚。我ながら驚いた。一言を最小限に留めたのが大きな理由だ。なお今年は不義理を承知でばさばさと整理した。こちらが出さない相手から送られてきても、もう返さないとも覚悟。去年くれたから今年は返すなんて式は止め。最終的には親戚筋だけに年に一度の近況報告をする程度までとしたいところ。
 そうなると最後の一枚は地獄の閻魔様宛かな。何とかよしなにと。

by natsuman | 2008-12-19 18:39 | Trackback | Comments(1)  

Commented by 忘れな草♪~♪ at 2008-12-19 22:28 x
年に一度、2秒だけでも、自分のことを思い浮かべてくれる人って、すごーーーく、有難いと思いますが。

<< さて困った、さっぱり分からん ...       12月18日 >>