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メバルは3種類ある    10月3日

 新聞にメバルは3種類あったと学者の研究成果を報じてた。それを見てボクはえーっ、やっぱり、と思った。
 そう思ったのは多分ボクだけではないだろう。釣り人ならメバルが浅い海で釣れるものと沖の深い海で釣れるものとでは随分違う、とても同じ種類とは思えない、どうしてこれが同じ種類かと何度も首を捻ったことがあるに違いない。
メバルは3種類ある    10月3日_d0013739_2024155.jpg  ボクはこれを勝手に磯メバル、沖メバルと区別していて、食味はやはり磯メバルが美味いと思っている。 もっともメバルは底引き網などで大量に獲れる魚ではないから、店先でも数出ることは少ない。しかし煮魚用としてはアイナメ、カレーに並ぶ絶品である。
 
メバルは3種類ある    10月3日_d0013739_2025545.jpg ネットを見ていたらこんな説明があった。
「 メバルは北海道小樽以南から九州まで広く沿岸に分布。胎生で冬に数万の仔魚を産む。体色は灰褐色、灰赤色、黒灰色で体側に不鮮明な5~6条の黒い横じまがある。ごく近縁のトゴットメバルは中部以南に分布しやや深い所にすむ。しまがやや淡色なのはウスメバル、北に多い。すむ場所や深さによって体色が異なるので、クロメバル、アカメバル、シロメバル・キンメバルなどと釣り人や鮮魚市場では分けられるが、どれも同種のメバル。魚屋では区別せず、みなメバル。旬は晩春から夏。」とあった。」
 そこにもあるように、これまではメバルは生息場所や色合いなどから様々に云われてきたものの学者は全部同じ種類であるとしてきた。
 ところが背鰭の軟條が15・16・17本とそれぞれ異なり、それをクロメバル・アカメバル・シロメバルと名付けたという。
 食味する側としては何本だろうが関係ないが、現場で魚を見る人達方が目が確かだったということか。
 これに類する話では、アジも前々からもうちょっと分類できるのではと疑念を持っている。もっとも今ではそれがどうなろうと関係がない。国産なら良しとしよう!

by natsuman | 2008-11-03 20:35 | 自然環境 | Trackback | Comments(0)  

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