人気ブログランキング | 話題のタグを見る

社保庁と店三題              8月21日

 年金問題でお尋ねの手紙を貰って、7月に木更津まで出かけて見たものの、本日120何番目のお客様と云われてすごすごと帰ってきて、当分これはあかんとしばらく放っておいた。
 ところがこの暑さのせいか、そんなことはない、すんなりと受けてくれたとの情報により、遠路はるばる高いガソリン使って再訪したところ、いや本当にそうであった。
 社会保険事務所の玄関から受け付け、二階の待合室、そしてご相談受付のテーブルまでスイスイと通り抜け、テキパキと応対してくれて、疑念はあっとう間にすんなりと解決。大学卒業直後の僅か一ヶ月分が落ちていたことが判明して万事解決。これで年に3千数百円の年金増が確保される。やっぱり云ってみるもんです。

 さて今日の本題、今日寄ったお店三つの話し。社保庁と店三題              8月21日_d0013739_2155765.jpg 先ず一つめは木更津のこだわりにこだわった蕎麦屋。5年くらい前に行ったときとまるっきり変わらない佇まいで、カウンターに座るなり主人は相変わらずの無愛想面で、いきなりうちは盛り蕎麦しかないよ、ときた。禁煙、酒も出さない、天ぷらもやらない。蕎麦だけだともいう。
 それは前に一度来ているから分かっている。が蕎麦にはこだわって自信満々という雰囲気。しかも粉は手で挽いている。解説しておくが、ほんとに手で石臼を挽いている。動力挽きではない。しかも今日は特にすり鉢で挽いたときた。10人分の蕎麦を挽くのに一時間半かかるという。絶句!
 蕎麦は悪くない。よく冷えた細麺で口に含んだ具合は誠に結構。家内は美味しいという。左様確かにまずくはない。だがこの雰囲気、何か損している。
 遠くから来る客が多い、地元は来ないなどという。フーンと思った。悪くはないが、こだわりすぎて地元には敬遠されてるなと感じた。ボクももう行かないだろうなあ。店の名は忘れた。

社保庁と店三題              8月21日_d0013739_21552019.jpg 館山に「なかぱん」と呼ばれるパン屋がある。ご当地でこれを知らない人は先ずいない。正しくは「中村屋パン屋」。東京の中村屋とは多少の関わりが昔はあったようだが今は全く関係がない。
 地方にあってパンと洋菓子の老舗とあって人気がある。館山を代表するパンと菓子の店だ。ボクもたまにはコーヒーを飲んだり、かき氷を食べたりに行く。但しパンそのものはボクの好みに合わないが、地元の人はこの比較的水分の多い柔らかいパンが人気で、東京のどこのパンよりも美味しいという。在の人達も館山の街へ出てくれば必ずと言っていいほど此処へ寄っては都会の香りを楽しんでゆく。
 ボクも今日はバイパス店へ寄ってかき氷を楽しんできた。パン屋ではあるがパーラーが併設され、時に絵画展があったりで、少時、ホッと出来るところである。こう云うところが最近は少ない。大体今どき喫茶店というのが探してもなかなかないだけに貴重な存在。館山市民に愛される店である。

社保庁と店三題              8月21日_d0013739_21553343.jpg 夜は温泉仲間といつもの店で一杯やった。那古の引っ込んだところ、看板もない片隅の店だが、常連客で恒に一杯だ。数人で行くには事前に確かめないと入ることも出来ない。
 山形屋とある。先代からのなじみが多くて、その界では有名だ。店自体はさほどパッとしないが、新鮮な魚介類が良いとの評判。 
 今度どこへ行こうかとの温泉談義はいつも此処で始まる

by natsuman | 2008-08-21 21:51 | Trackback | Comments(0)  

<< 鉄砲サミット         ... 残暑はなお続く        ... >>