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ミュージアムサポーター・甲冑士      2月17日

 今日は月に1回のサポーター役で地元博物館に出勤である。博物館からミュージアムサポーター「甲冑士」なる肩書きを頂戴し、日曜休日に来館の客様、勿論希望者だが甲冑着用のお手伝いをする。
ミュージアムサポーター・甲冑士      2月17日_d0013739_17453354.jpg 博物館には2領の鎧があり、交代で用意しては甲冑体験をしていただく。サポーターはお仲間が10数人いて交代で務める。無論みなボランティア。
 この企画は日曜祭日だけだが、試着したお客様には大変好評で、皆さんこれで時代劇を見る目が変わると大喜びである。鎧や甲冑の類を展示しているところはあまたあるが、試着できるところは極めて限られるようだ。
 この企画、大変好評なので、他所の地区でも真似するところが今後出てくるだろう。今日も今度うちでも始めることになり、お客様に着付けなければならないからと丁寧に試着していった方があった。後で名刺をいただいたら上総の方の郷土博物館の方だった。
ミュージアムサポーター・甲冑士      2月17日_d0013739_17455359.jpg 館山のもう一方の名物に手作り甲冑がある。元は岐阜の関ヶ原町で習ってきたものだが、今やご当地手作り甲冑が発祥地みたいに有名になり、愛知万博をはじめ随分とあちこちに出かけてはご披露している。
 元々は段ボールの鎧などと云われて軽く扱われたが、今では本物にも負けない出来映えで、手作りの講習も引っ張りだこである。画像の卓上用手作り甲冑も博物館館長さんの手作りで、この方、今や名講師であり名工である。
ミュージアムサポーター・甲冑士      2月17日_d0013739_1746750.jpg 2領ほど作ると甲冑造りを一通り身につけることが出来る。ボクもいつかは挑戦しようと構えてはいるが、さてどうなるか。今のところ作られる甲冑は多くは大鎧のタイプで、ボクとしては後に鉄砲が出現してからの当世具足を考えている。それには今しばらく研究が必要で、もし実現できればそれで砲術演武をやってみたいものだ。

by natsuman | 2008-02-17 17:53 | 教育学習 | Trackback | Comments(0)  

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