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気せわしい    1月20日

 相変わらず気せわしい暮らしが続いている。冬の温泉が楽しみとはいえそんな気はさらさらにない。とにかく片付けなくてはならない雑用がいっぱいある。
 今日ついに愛車と訣別することにした。とはいえ何ともうら寂しい。まだ充分に乗れるのに何故替えるのか。この決断は間違ったかも知れない。失敗の可能性が高い。 
 気を取り直して、いや車のことは考えないようにと、艇の補修整備に取り組んでいる。細かい補修があちこちある。でもそれを直してどうするのか、これはこれでまたストレスが溜まる。
気せわしい    1月20日_d0013739_22521974.jpg このところ英国の帆船時代の軍艦を舞台にした海洋冒険もの、フォーンブロワーシリーズのDVDを借りては観ている。初めは大したものではないだろうと期待しなかったが、海上シーンもなかなかのもの。どう見ても実写したような巨大な木造軍艦の帆走シーンや砲戦場面が出てきて、一体これはどうなってるのかと不思議がっている。
 そんな本物の木造軍艦が、しかも走れる帆装軍艦がビクトリー号以外にも英国にはまだあるのだろうか。セールや旗のはためき、あれは本物だ。CGであそこまで出来るはずがない。と食い入るように見ている。
気せわしい    1月20日_d0013739_22524131.jpg 原作は知る人ぞ知る有名なシリーズ物の海洋活劇。若くして士官候補生として海軍に入ったフォーンブロアーが最後は提督にまでになる出世物語。と書いてしまっては身も蓋もないが、要はその間の帆船時代の軍艦における英国海軍の凄まじいばかりの伝統と活動、乗組員の生き様があり、その描写が素晴らしいのだ。こういう小説は英国人にしか書けない。それも必ずヨットマンだ。といってもこういう世界に興味のない人には何のことか分からないだろう。

by natsuman | 2008-01-20 17:13 | Trackback | Comments(0)  

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