古文書に現実を観る 1月10日
年明けて古文書研究会も新たな課題に挑戦。ご当地修験者の道中記である。東海道は箱根の山に掛かる際に芦の湯の話が出てくる。ついこの間、あそこの紀の国屋に泊まったばかり。周辺を散策もし史跡も観た。
観たというのはつまり眺めただけであまり印象に残っていないということ。道中記の中に東光庵なるものが出てくる。ハテ聞いたような、でもそれが何か、記述がない。確かにカメラを向けた記憶はあるが結局シャッターは押さなかった。でネットで調べた。
「箱根 芦の湯 東光庵」で入れた。すると東光庵とは江戸時代、文人墨客が集まっては盛んに句会などを開いた所らしい。芦の湯は江戸にも近く、湯は良いし、当時、江戸の粋人の集まり所であった。明治以降になっても著名人が度々使い、また由緒ある史跡を残している。ということは分かった。
で検索して出てきた5番目はどこかで聞いた風な課題だった。開ければ馬鹿に見慣れたブログが出てきて驚いた。オー何と何と、ヨリによってこれが、といっては怒られそうだが、いつも行き交いしているさる御仁のブログではないか。それだけに、えーっ東光庵ってそれほどデータがないのかとちょっと不安な気もした。 そのブログに、書き手が一泊した折の画像があり、一枚に東光庵なるものがある。とはいえご本人も東光庵をどこまで識っているかは詳かではない。でもこの画像、ちょっと拝借して載せる。
何気ない古い庵(もちろん再建)、ペンペン草が生えているが、これはまさに江戸の文化を物語っている古跡と再認識。古文書と現実の邂逅の一場面、東海道は芦の湯の話しである。
参照: http://blog.livedoor.jp/aisan88/ 「地球人のたわごと」 因みにこのブログ、地球人とあるが、もしかしたら宇宙人かも知れませんで。
by natsuman | 2008-01-10 20:09 | 教育学習 | Trackback | Comments(2)