錆釘なんかないよ 12月29日
途中、雨間をみて墓の掃除に寺へ。雨と風で散った落ち葉が吹き溜まっていて、やむなく箒で掃き始めたが、地面が荒いアスファルトで何ともやりにくい。掃とくいうよりは竹箒をすり減らしてると云った方がよほど当たってる。
帰ってガーデンライトの玄関先への取り付け。これで新聞屋のおっちゃんもけつまずかないで済むだろう。
家内はおせちの準備をはじめた。いつものことながら「錆釘を頂戴」ときた。もちろん黒豆を煮るのに使う。ハイよと軽く返事をしたものの何とこれがない。錆釘など後生大事にとっておく時代ではない。家を造ったとき大工さんが残してった古釘も昨年で無くなった。じき30年だから無理もない。
この春に壊したボイラーの小屋組から抜いた古釘も、ついこの間、鉄くずで処分してしまった。普通の丸釘など最近は買ったこともない。白く光った亜鉛釘かステンレス釘はあっても、ましてや錆喰った鉄釘あど・・・・。鉄製品の時代じゃないと改めて認識。
やむなく裏に転がっていた錆びた鉄筋の切れ端を鉄鋸で切り落としてホイ。とその後に思い出した。居間に掛かっている手作りの古代鉄の和釘。家のお守りとして飾ってるが、これを使えばいい黒豆が出来そう・・・・。でもちょっと長すぎるか。
by natsuman | 2007-12-29 17:11 | Trackback | Comments(0)