この風景 7月7日
新暦の弊害である。一方旧暦は少々ややこしいし、馴染みにくいが、しかし見事に季節に合致している。そりゃそうだ、今の日本に残っている季語からして全ては旧暦時代の名残だ。新暦はまだ百数十年しか経験していなのだから。というわけでぜひ旧暦に親しむことをお薦めする。日本の季節の豊穣さを知ることになる。
手前の畑は、既に耕作地としては僅かな生産しかしていない。老婦の余後の楽しみとして作物が植えられ丹念に耕作されている。しかし将来ここは確実に住宅地になるだろう。不動産屋からすれば絶好の開発地だろうが、まだしばらくはこのまま残って欲しいものだ。
by natsuman | 2007-07-07 20:48 | 自然環境 | Trackback | Comments(1)