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この風景     7月7日

 相変わらず新暦の七夕は星を見ることがも適わない。幼稚園や小学校では七夕の話しをするのだろうけれど、お空が曇って天の川も拝めないとあっては教育効果は疑わしい。
 新暦の弊害である。一方旧暦は少々ややこしいし、馴染みにくいが、しかし見事に季節に合致している。そりゃそうだ、今の日本に残っている季語からして全ては旧暦時代の名残だ。新暦はまだ百数十年しか経験していなのだから。というわけでぜひ旧暦に親しむことをお薦めする。日本の季節の豊穣さを知ることになる。
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 今朝はしばらくぶりに小雨を心配しつつ傘を持って登城した。まだ梅雨は明けない。しかし陽さえ差せば、特に午後の陽は目に和む。そんなとき草むす我が家からの眺めはいわば至宝である。緑が美しい。山があって農家が点在し、農地があってと、ただそれだけのことだが、それが嬉しい。
 手前の畑は、既に耕作地としては僅かな生産しかしていない。老婦の余後の楽しみとして作物が植えられ丹念に耕作されている。しかし将来ここは確実に住宅地になるだろう。不動産屋からすれば絶好の開発地だろうが、まだしばらくはこのまま残って欲しいものだ。

by natsuman | 2007-07-07 20:48 | 自然環境 | Trackback | Comments(1)  

Commented by 腰元その7 at 2007-07-07 22:37 x
すでに、城山のお殿様だったんですねえ♪

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