桜、期待はずれか 4月1日
元旦以来、花粉症を避けて城山勤番もお休みしていたが、今日から再び登城をはじめた。いつもの坂はもう花びらが一面に散っていて、花見頃を心配しいしい登ってゆくと、何と桜がもう満開だ。例によって例の如く、花見は4日だと早速注進が入る。
しかし、その肝心の桜の花の数のお粗末なこと。まるでパラパラだ。誰かが言っていた。年寄りがこぼしたご飯みたいだと。橋の先でつまめそうなくらいしか数がない。
いやー、これは大変だ! やはり暖冬のせいか。それとも昨年があまりに見事に咲きすぎたせいか。急に花見の席がみすぼらしくなりはしないかと心配になる。
そういえば下の公園の桜も同様だ。真っ先に咲く角の桜はとっくに葉桜で、あれでは新緑を楽しむしかない。それでも芝生広場では早朝から早くも陣取り合戦が始まっていた。
さて、今日から博物館へボランティアに出向くこととなった。博物館人気の”甲冑を着てみようよ”のお手伝いである。日曜休日に行われているので、何名かの方と交代で、ご希望のお客様へ本物そっくりの鎧一式を身につけていただく。皆さん鎧の重いことにびっくりしながらも、鏡移る鏡に写る我が姿に、あるいはご主人の凛々しい姿に喜色満面の笑みを浮かべて満足。もちろん写真の撮り放題である。
今日初日は午前2時間、午後3時間の計5時間に、大人から子供まで含めて総計25人の希望者があり、源平時代の赤緒おどしの鎧を着せたり脱がせたり、お手伝いは大変でした。
肝心のお手伝いである我々がまだ慣れていないせいか、時折り順序を間違えたり、今ひとつおぼつかないシーンもあったが、皆さんカバーしながら取り組み無事終了。会場の設営から収納片付けまで一日立ち通しで結構疲れました。これはやっぱり着せられる方がいいです。少々武張った姿で突っ立っていればいいんですから。
by natsuman | 2007-04-01 22:01 | Trackback | Comments(2)