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房総の勇将 里見義堯      2月19日

房総の勇将 里見義堯      2月19日_d0013739_19221877.jpg 先日、書店の文庫本を並べてある中に「里見義堯」という文字を見つけた。義堯を主人公とする安房の歴史小説はPHP文庫である。発行が昨年12月19日とあるからまだ出たばかり。
 里見義堯は戦国時代の安房の国を代表する武将。丁度今、里見ガイド講習を受けているから、こういうものが直ぐに目にとまる。
 里見氏は後の8代目頃には12万石のて関東有数の外様大名となるのだが、義堯の頃は関東はまだ群雄割拠の時代。その中の一つの里見氏の血筋が嫡流から庶流に変わった天文の内乱の頃の話しだ。義堯といえどもいろんな人物が出てくる中の一人に過ぎず、その混乱期の正に戦国時代の房総半島の物語。読み始めたもののまだ半分。あまりの大勢の登場人物に頭の中は混乱しきりである。
 義堯が主人公だから当然義堯中心の小説で、多分専門家から見たら史実とは違う部分が相当にあるだろうと思う。銀爺の半端な知識でも何となくそういう感じを受ける。まあしかし房州人からすれば一度は聞いたことがあるような名前がどんどん出てくるし、もちろん地名の多くは充分承知だから、そのつもりで読めば面白いかも知れない。
 これまで安房を舞台にする歴史小説はあまり聞いたことがない。里見の歴史自体、研究不足でよく分からなかったせいか、里見氏については誤解も多いのだろう。まして南総里見八犬伝が同じ土地を舞台に展開しているから史実も創作も混乱するのは当たり前。
 登場人物を何処の誰それとするだけでも大仕事だ。著者はこれを書き上げるのに相当に史実を調べたことだろう。一つ一つはホンとか嘘かよく分からないが、まあこの我が郷土で展開する話だから何となくそう言うものかなと思っていれば、安房の歴史に親しむに良い読み物かも知れない。安房にも戦国大名が居たとする功績はあるだろう。とはいえ相変わらず記憶力の薄れた銀爺の頭は吸収しきれない。

 閑話休題 ああ情けない!
 スケートの日本選手、まあよく転ぶ!総崩れじゃあないか。大体、連中はスケート出来るのかね。あれでよくまあオリンピックになんか出られるもんだ!
 そして負けた連中の云うセリフ。よく言うよ、まったく。よく頑張れたと思いますだと!何寝言をいってんだあ。日本代表で行ってるんだぜ、自分をほめることしか云わないのは、なんか忘れてるってんだ! 銀爺は怒ってる。

by natsuman | 2006-02-19 18:05 | 教育学習 | Trackback | Comments(0)  

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