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手書きは”書”か

 パソコンはボクにとって今や残る人生の必携品だ。一方若者はスマホばかりでパソコン離れが著しい。入社してもマウスもろくに扱えないものが出て来たという。卒論はどうやってこなしたのか。まさか手書きでなんてことは無いだろう。ボクの時代にはまだワープロの片鱗もなかったからもちろん手書きだったが。
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 毎朝8時過ぎにはパソコンを開ける。過剰すぎるニュースを拾い読みし、一方的な必要も無いメールをチェックしてはバッサバッサとごみ箱へ捨てる。パソコンでメールを扱うのはもう時代遅れ。スマホの時代だが、それとて電話とLINEがあれば交友範囲のやりとりは済んでしまう。あとは一方的に使わせたがるものばかり。つまりアプリって奴だ。ああ便利だなんて思いは滅多にない。
 ところでこのブログの数少ない読者の皆さん、日頃文章を書くなんてことしてますか。手紙を書かなくなった今の時代、手書きはいわゆる物書きと称する特殊な人種の、それもほんの一部の人の技になってしまった感さえある。物書きを職とする方の殆どはキーボードを叩いているのが今の実態。この先手書きを標榜するのは単にIC化に乗り遅れたか、でなければ、やむなく新たな"書”の世界で活躍しようと目指すようなもの。手書きはいつか芸術の世界に昇華していくかもしれない。
 新聞記者だった親父が亡くなる前、まだ専用ワープロの出始め時代だったが、病床の父に機械文字の手紙を出したことがある。そこに新聞だっていずれパソコンを駆使する時代が来るだろうと書いた。父からの反応はなかったが、明治生まれには反応のしようが無かったかも知れない。
 もちろん今やその通り。今では物を書くとはパソコンを使うのが当たり前。何しろ個々の漢字が書けなくても言葉さえ知っていて文が綴れれば文章が書ける。もっとも日頃の生活の中にその習慣がなければ縁は遠い。
 ボクにとってブログは文を書く場所だ。それに没頭するのが脳トレに最適なのだ。もっとも時々馬鹿なことを書くのは年齢相応のボケの始まり。あるいはただのお惚けの場合もあるが・・・・・・。
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by natsuman | 2018-03-06 09:54 | 教育学習 | Trackback | Comments(0)  

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