「年の初めの試しとて」と撃初めにでかけた。
4日ともなるとさすがに人が少ない。一人立ちでゆっくり撃つ。
第一ラウンドはまあ良かった。もちろんこの歳にしてではだが。
正月特有のパウダークレーが続けて割れた。
当たった瞬間、赤いパウダーがパッと散る。
よーしこれなら良しとする。
だが後がいけない。つまらないミスも続出。ガタガタだ。
肩付けが定まらない。ヘッドアップする。
腰が廻らない。スイングが止まる。飛んでいく皿の先に銃がでない。
皿がよく見えない。目をつぶってしまうことさえある。
割れたかどうか判断がつかない。加えて引き金の指が固まる。
結果、追射ができない。
これでは当たるわけがない。ほうほうの体で射場を後にした。
それでも射撃の心地よいショックと音、そして興奮は心地が良い。
但しスコアは書き初めならぬ”恥のかき初め”。
新春の抱負は、相も変わらず「歳はとりたくないものよ」。
でもなお元気で射場に行けるだけまあましか。
にほんブログ村