先週の日曜日、第20回目の火縄銃射撃安齊杯大会があった。参加選手にはご婦人も居られる。夫婦で参加だ。
安齊杯は、かって早稲田の射撃部にいて安斎實氏の功績を讃えて行われる。火縄銃射撃の秋の大会だ。もし二番手の射手に目が行ったらさすが。
火縄銃つまり日本の鉄砲は基本的に頬付け鉄砲である。
ところがこれは管打ちの肩付け。
そういうものもあるとしておこう。
安齊氏は日本ライフル射撃協会の会長として多大な貢献をした。
旁ら日本伝統の火縄銃文化と射撃の研究を起こした方でもある。
その火縄銃や古式の炮術に関する書籍は名著として名高い。
今では手に入れにくく、古書オークションで探すしかない。
明治以降、西洋式砲術の導入に伴って江戸の古式炮術は瞬く間に消えてしまった。
その高い文化性に着目して氏は昭和の初めに中興する。
今や古式炮術に関する現代の元祖である。
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