砂漠の天候

昨日の画像で見る限り、倉吉は良い天気だったと思われるだろう。
確かに行列が出発した後は暑い日差しとなった。
いざ休憩となれば武者連中は皆さん日陰へ逃げ込ほどに。
d0013739_09525320.jpg

前の晩、暑いと部屋の窓を開け放った。
ところが就寝近くにはぐんぐん冷え込む。
窓を閉めたものの朝方はさらに冷え込んだ。
目覚めれば誰もが羽毛布団にしっかりとくるまっていたのが可笑しい。
宿は山の上。眼下に谷を越して丘陵が連なってるのが見える。
さして高くないその山々に雲がたなびき、風景は暗雲たれこめている。
朝食後、甲冑衣装に着替える折、雨音に外を見れば何と激しい驟雨。
イヤー参ったな。この天候で行事が出来るのかと不安がみなぎる。
幸い雨は長く続かず、水たまりを越えて迎えのバスに乗った。



法要会場の大岳院に着く頃は急激に天候回復。青空が見えてきた。
それでいて時折、霧雨がお印のようにやってくる。
鉄砲を濡らすまい火薬を湿らせないようにと庫裏の軒下に逃げ込む。
だがこの時の鉄砲隊の行動はあまり面白くない。
待機位置がしっかり決まってないから皆うろうろ。脚本やスタッフに改良の余地ありか。
しかも本堂前庭の端で駐車場への通り道になる。
お客様から離れているし、忠義公の墓に尻を向けてでは妙な感覚だ。
隅に追いやられた感がある。どうも雰囲気に乏しい。
ま今さら仕方あるまいと発砲を開始。ところがなぜか一発目から何とも音が小さい。
火薬量はいつもと変わらないのに轟音と云うにはほど遠い。
一瞬、あれこんな筈ではと皆思ったらしい。後の回想だが。

一般の方は生の発砲音など殆ど聞いたことがない。
だから第一発目で驚きビックリ桃の木になるはずだった。
ワーッと歓声が上がるはずだったが、それも良く聞こえない。いささか拍子抜け。
やがて武者行列が出発。
何のことはない鉄砲隊はただのスターター役だった。

武者は殆どが手作り甲冑を身につけている。
館山や松戸から会の人も駆けつけ参加した。
近頃の手作り甲冑はますます彩りを増してきらびやか。
その最後列、しんがりを陣羽織姿で務めた。
d0013739_09553000.jpg

但し、鉄砲隊は手ぶら。
鉄砲隊のシンボルは”火縄銃”なのに。肝心の鉄砲様は車で先回り。
警察は杓子定規に鉄砲は袋に入れて携行しろとしたらしい。
肩に担ぐ火縄銃がなければ鉄砲隊にならない。
それを袋に入れろでは興味津々の観衆の期待を裏切る。
もちろんそれでは携行する意義を欠く。しかも一丁7kgもある。では運んで下さいと。
お陰で鉄砲隊は、ただのしまりのない鎧武者となった。
d0013739_09561529.jpg

 終わって感想。
この地は日夜寒暖の差が激しく、昼は暑く夜は冷え込む。
まるで砂漠みたい! そういえば、砂漠がありましたな!




にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳代へ
にほんブログ村

[PR]

by natsuman | 2017-09-07 09:58 | 射撃砲術 | Trackback | Comments(0)  

トラックバックURL : http://natsuman.exblog.jp/tb/25552156
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]

<< 雅楽の夕べ 倉吉から戻る >>