神話は誇るべきこと

d0013739_15580033.jpg 神話というと一笑に付されることが多い。そんなものは歴史ではないと。
 もちろんボクとてそれを正史だとは思っていない。だがとてつもなく長い間に、遙かなる先祖が連綿と語り伝えてきたものが神話。それも悠久の年月の経過と共にいつしか表現を変え形を変え今に伝わった。良く分からないし理解しにくいのも当然である。
 しかし、それは、それ程古い大昔の時代があったことの証左でもある。
 大国のアメリカがいくら勢力を誇っても建国はたかだか200年ちょっと。あまりにも若すぎて神話が産まれるはずもない。
 一方、日本は逆に国造りがあまりに古すぎて本来あったであろう真意が伝わっていない。伝説に確たる証拠はない。その時々都合の良い姿に変えてきた。そこに思い至らず今の知識で神話を解釈するのは大きな誤りだ。
 古すぎて良く分からない話が神話。その分かりにくさが若い人には荒唐無稽に聞こえるかもしれない。ついつい不思議の世界に理解が及ばず解釈を誤り、挙げ句の果ては一刀両断に吐き捨てるなんてことになる。
 そんなご意見がnetには沢山ある。無知が一人歩きしているようなもの。その上で今度は意義をはき違えて神話論を攻撃するに及んでは、GHQによる自虐的教育の効果ここにありかと思わせて一体何を言わんやである。これは宜しくない。日本人であるならばぜひ勉強し直すべきだろう。
 なお上に揚げたような神話に関する多くの絵は、みな後世の人々によって、それなりの解釈で制作されたもの。そこに描かれた様子は作者個人の想像の域を超えるものではない。ましてやそれが歴史の事実なんてことは確言出来るものでもない。
 ところで世界で一番古い国はどこかご存じかな。もちろん日本ですぞ。日本は神の国なんて云って失敗した首相がいましたが、神話の国と云うべきだったかもしれません。

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by natsuman | 2017-03-26 08:32 | 歴史諸々 | Trackback | Comments(0)  

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