クレー射撃の費用

d0013739_12314605.jpg ここに百個ちかくの散弾銃の撃ち殻がある。空薬莢、空ケースとも云う。
 筐体はプラスティック製。基部は真鍮製に見えるが今は鉄にメッキ。 黒色火薬を使用した大昔はライフル実包と同じ真鍮製。数撃つには厄介な代物で、後に紙製、つまりペーパーケースが出現して散弾銃射撃が広まった。
 それがさらに改良されて今はプラスティックに。これで随分と価格が下がった。お陰で装弾一発の値段は昔も今も同じ45円ほど。10分の1になったわけだ。
 クレー射撃はとにかく弾丸を沢山使う。であれば少しでも安い方が良い。大量生産すれば安くなるが国産は生産数で外国製に太刀打ちできない。今は各種各様の外国装弾が輸入されている。
 薬莢の中に散弾と火薬、それに雷管が仕込まれているものを装弾という。法律用語では実包なんて言い方もある。自分で詰めることも可能だが今は工場製装弾を使うのが殆どだ。
 クレー射撃はかけ声と共に放出される標的を銃撃して素早く粉砕するスポーツ。標的は粘土をピッチで固めた皿ゆえクレーとも云う。射手が声をかけて皿を放出させる。
 1回の放出機の操作は皿代その他を含めて1枚45円位の費用となる。放出させて発射。その度に皿代と弾丸代で大凡90円がかかるわけだ。
 射撃回数は1ラウンド25回。確実に撃破すれば1ラウンド25発入りの一箱で済むが実際は中々そうはならない。トラップ競技はルールで2発目で的中しても撃破になるから、1発目が外れれば2発使うことになる。腕前によって装弾はさらに余計に・・・・。
 通常は4ラウンド100個で競技する。皿代は100枚分(45円×100)=4500円で済んでも装弾はもっと要る。腕が悪ければ一箱以上も余分に使ってしまう。
 老人ボケの腕ではお粗末ながら130発は使う。装弾代45円×130発=5850円以上。それに保険も含めた射場使用料が一日500円。総計10,850円。これに昼飯、往復の車代。その他諸々を含めれば、1回のお楽しみは概ね13、000円位。
 人は良く云う。ゴルフと比べて高いか安いか。ゴルフをやらない身には良く分からない。
 なお射撃は何にしてもある種練習回数がものを云う。西部のガンマンも生き残るためには弾丸代が大変だった。
 散弾銃用装弾は一発45円で済むが、ライフル銃用はその6倍から10倍位もする。西部にあっても推して知るべし。



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by natsuman | 2017-02-01 10:42 | 射撃砲術 | Trackback | Comments(0)  

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