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建国の日 2/11

 趣味の射撃もいよいよ晩年期を迎えて今年は射場の全大会に出てやろうと意気込んだ。なのに肝心の道具が故障。初っぱなから途中棄権する羽目に。
 射場に先日の成績表があった。最後の行に1Rで敗退の無残な結果があった。それが原因ではないが何やらやる気を失せた。
 ブログ更新も気が乗らずだらだらと時を過ごしている。平々凡々でも老いの坂を健康にゆるゆる下れれば、まそれで良いだろう。いやそれ以上のことはない。何も足さず何も引かずで充分と・・・・。
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 話は変わる。年号のことだ。今年は平成28年。西暦で2016年。なおまた皇紀では2676年である。
 歴史を振り返るとき西暦で見る方が便利である。年齢も分かりやすい。役所に出す書類も西暦が使えるようになった。でも我は日本人。日本の年号呼称を大事にしたいと思う。
 時に今日は建国記念日。老人は紀元節という。紀元前660年(因みに西暦が始まる660年前ということ)に神武天皇が即位した日を以て日本の建国の日とした。
 戦後、これが平和日本の風潮に合わないと国の祭日から外される。だが戦前はこの紀元節が年間の一番の祭日だったはずだ。何しろ国の始まりなのだから。
 元が神話だから歴史的事実とは言いがたい。が世界のどこでも神話があるということは、その成り立ちがいかに古いかの証拠である。それ故に神話はそこにある人々にとって、誇りをもって未来永劫に語り継ぐべき事柄である。
 いつぞや日本は神の国であると云った大臣がいた。その真意を理解できない側は大いにこれを叩いた。戦後のGHQによる自虐的歴史観を植え付けられたある種の人たちだ。がそれが歴史への不勉強だったのは皮肉な話。軍国主義の精神論に利用されてはならないが、文化や国民性、国民の幸福への追求にあっては大いに利用あってしかるべきではないか。

 戦前の兵器は、皇紀年号の末尾二桁を採用して型式名としていた。皇紀2000年に正式制定された00式戦闘機は零戦、つまりゼロ戦である。隼の愛称を持つ一式戦は01年制定だ。99式はその前年、1999年の制定である。
 その伝で行けばボクは99式。因みに皇紀2000年は昭和15年。歳が分かっちゃったな。

by natsuman | 2016-02-11 10:10 | 歴史 | Trackback | Comments(0)  

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