わくわく広場 7/20
一つめは、まさに海そのもの。海洋そのものをさすのだが実はこれはあまり使われない。海に囲まれた島民であるにもかかわらず海洋意識が日本人は薄い。
二つめは、漁場である。魚食文化の国だから海と云えば魚というのも頷ける。天皇皇后両陛下がお出ましになる大きな国民的行事の一つに「豊かな海作り大会」がある。そこでは海=漁場である。
三つめは、物資運搬の道としての海運の場である。船の道としての海と云っても好い。
実はこれが本来の海の記念日の海であった。明治天皇が北海道行幸の折、函館から明治丸で東京へ戻ったその日を記念しての命名である。その船、明治丸は今も越中島にある。東京海洋大学、以前の東京商船学校の練習船となって保存されている。
なお今日は旧暦の6月5日。云うておきますが旧暦は5、6、7月が夏。8月は秋だったんです。
市内に見た目にぱっとしないお店がある。元本屋だった建物を利用しての産直販売。今は近在の農家の方が持ち込んだ朝取り野菜類その他を並べてる。わくわく広場という。
男のボクは滅多に足を入れないが朝のうちは結構賑わうらしい。そして午前中に大概は売り切れてしまう。殆ど朝市みたいなもの。それだけ人気があるということである。
こういう店の方が地場の野菜だから安心できる。魚もこういうのがあればいいのだが。フィッシャーマンズワーフではないけれど海辺の町なんだから漁船から直接販売するようなシステムあってもおかしくない。
しかし漁師というのは自ら漁獲物を販売しようという意識にどうも欠けている嫌いがある。漁港が寂れるわけだ。
by natsuman | 2015-07-20 09:27 | 自然環境 | Trackback | Comments(0)