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あい、しまった 7/19

 おしゃべりの会があるので夕食がない。そう云って家内は出かけた。いつものことだ。
 何せその種の仲間やグループが一杯あって、そのつもりなら一週間続いてもおかしくない活動家ぶりだから、ああどうぞと返事もいつもとおり。
 そういうときは適当に何かを買ってきて一人で食べるか外食に行く。毎日あまり代わり映えしない夕食に飽きてる場合もあるから、かえって気分転換にもなる。こんな田舎町でも今や外食時代、店は充分にある。
 但しそれが美味しいかと聞かれても困る。こういう時、美味しいものを食べに行くというムードはまずない。
 それに晩酌が困る。歩いて行くには遠すぎる。車で行っては飲めない。自転車を出しても帰りは坂を登るのがつらい。でさっと行ってさっと帰ってこられるところと行き先は限られてくる。
 その点、回転寿司は便利だ。お茶を飲んで7皿食べて30分千円でお釣りが来る。後は家でゆっくり飲む。
あい、しまった 7/19_d0013739_1120399.jpg 寿司は貝類が好い。見ればエゾアワビがある。本物のアワビの獲れる房州で何もエゾでもないとは思ったが、まずはそれを注文。
 回ってきた皿を見たら分厚いネタがシャリから転げ落ちている。ツルツルして巧く載らないのだ。ちゃんと握れよなんて独りごちたとたん、ああしまった・・・・と。
 入れ歯を忘れてきたのだ。総入れ歯ではないから全く噛めないわけではない。が分厚いアワビの身が口の中でツルツルやたら逃げ回る。ヤリイカも少々手こずった。かみ切れない。幸い何とか食したが、これでは軟体類は止めざるを得ない。比較的柔らかいものを中心にいつになく手早く済ました。
 回転寿司とは看板にある。がいわゆる寿司とは別種の食い物と思った方がいい。日本食を小皿にして出す回転式レストラン。そう思えば格安であり便利でもある。寿司と思ってはいけない。新しい日本食と心得るべし。
 なおいらずもがなのことだが、看板には地魚などとある。だが海辺なのに本当の地物はまずない。四国あたりの養殖物が大きな顔をしている。都会からのバスツアー観光客向けに地魚料理を出す大きな店も同様だ。近くの定置網漁業者と特別に契約でもしていなければ地魚宣伝はまさに看板に偽りありである。それも心得るべし。

by natsuman | 2015-07-19 11:22 | Trackback | Comments(2)  

Commented by 茶々 at 2015-07-19 21:43 x
ということは、地魚といっても期待するほどは「新鮮」ではないってことですかねえ。

        (¬_¬;)
Commented by natsuman at 2015-07-19 23:07
もちろんそうでしょう。その界では新鮮であっても、どなたかの云う”死にたて”では決してない。多分よく冷えてるんじゃありませんか。養殖ものをね。

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