猟友会フィールド射撃予選会 5/4
日本独特のフィールド射撃は5mダブルが20回、計40枚を撃つ。10mトラップは20枚。スキートはこれも20枚。計80個をどれだけ撃破するかで競われる。正規のクレー射撃公式種目とは大分様相が違う。普段実猟にいそしんでるハンターに射撃の機会を作って射撃技術やマナーの向上を図り、その上で安全射撃を啓蒙しようというものだ。
全80個撃ちで66枚以上となれば少し見込みが出てくるが、それが今日は58枚。8枚は足りないというわけ。少なくとも5mダブルでもう4枚。スキートでも4枚は欲しい。
ダブルは枚数も多くさほど不得意でもないからアップの可能性はある。がスキートは日頃殆どやることがなく、いつも出たとこ勝負で無惨に敗退するばかり。向上の可能性は少ない。
それにここのスキート射場は地形的に無理無理な場所に作っている。背景が迫っていてまことに撃ちにくい。白い岩肌すれすれに飛んでいく皿を見失うこともしばしばだ。案の定スキートはまことにお粗末な結果に。
参加者総計36名。スコア58。単に枚数で行けば5番目だがあいにくと同点者が4名もいる。5~8位の間だ。また年齢別65才以上の組でも5番目だった。何せ高齢者層が36名中31名もいる。65才以下は何と5人しかいない。
年齢でABC3ランクに分けて代表2名を決めるのだが、世代は高齢層に固まっている。スコアは経験が断然良い。それだけにその中で代表になるのはなお至難というわけだ。
まあ、老人のお遊びである。高齢でも出来るスポーツでもある。晴天の下、快音を響かせるこの醍醐味は何事にも代えがたい。
by natsuman | 2015-05-03 13:44 | 射撃砲術 | Trackback | Comments(0)