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福島はそばの郷 4/23

 福島県の特に会津や常陸はそばの郷だ。山都のそばが今も印象に残っている。「オレはそばなんか嫌えだー」といいながら見事なそばを打ったおばあちゃんがいたっけ。
 常陸は秋そばで売っている。時は春、じきに初夏の季節だから秋そばとはいかない。でも何とか美味い手打ちを嘆賞したいと、かねてこれはと思ったそば屋を思い出した。
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 ところは水戸市内の大通り。妙な店で表構えはちっともそば屋らしくない。看板がなければ素通りしてしまいそうな店。
 とそこまでは承知していた。だが大体この辺だったかな程度でうろ覚えだから場所に自信がない。タブレットで探してやっと場所を突き止める。こういう時は便利だ。若い人ならスマホだろうけどね。あいにくとガラケーなんで・・・・。
 うろ覚えが大体当たっていた。よーし、ここだ。小さな駐車場に車を入れてさてと見上げると、さようこの店、入り口は表階段を上った二階にある。
 だが暖簾が掛かってない。あれれ様子が変。と思って目の前の看板をよくよく見ると小さな字で月、第一、第三、第五火曜日はお休みとある。ああ今日は第三火曜日だあ!
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 何と巡り合わせの悪いことか。仕方がない、では別の店へと記憶する店へと直行したつもりが、これまたない。どうも通りを一本間違えたようだ。
 まいいか、そのうちそば屋が出てきたら入れば良いと、構わず車を進めたら今度は行けども行けどもそば屋がない。結局、福島県内でのそば嘆賞は適わずじまい。お粗末でした。
 なお「にのまえ」という店の名は二番の前、つまり一番だよ、ということだろう。ややこしいね。
 さらにここは、中に入ると銘酒が立ち並び、天井からは大きなワイングラスが沢山下がっている。そばもさりながら居酒屋風な料理も美味しいらしい。近くに泊まって嘆賞したいものだ。そばがきがとても美味しい。

by natsuman | 2015-04-23 09:20 | 美味佳肴 | Trackback | Comments(0)  

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